商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | UーNEXT |
| 発売年月日 | 2025/04/11 |
| JAN | 9784910207537 |
- 書籍
- 新書
冷ややかな悪魔
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冷ややかな悪魔
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商品レビュー
3.8
87件のお客様レビュー
タイトルが星新一作品っぽいが、SFではなく現代小説。U-NEXT100ミニッツシリーズ。 作品紹介を読むとダイエットもののように思われたが、話の焦点はシェイプアップや健康増進の過程にはなく、日本のムラ社会的な窮屈さが克明に描写される。この会社みたいな会社文化っていま現在もやっ...
タイトルが星新一作品っぽいが、SFではなく現代小説。U-NEXT100ミニッツシリーズ。 作品紹介を読むとダイエットもののように思われたが、話の焦点はシェイプアップや健康増進の過程にはなく、日本のムラ社会的な窮屈さが克明に描写される。この会社みたいな会社文化っていま現在もやっぱりあるのだろうか、あるのだろうな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ちょっと解釈が難しかった。体脂肪率35%を超え、海外出張禁止令が出た主人公。彼女が体脂肪率という外的な評価基準に直面したとき、彼女は内面を変えるのではなく、結婚や子どもといった「物語」を捏造することで自分の価値を補完する。そこには罪悪感や葛藤が見られず、落ちていた指輪さえも平然と利用する冷淡さがある。しかしその冷淡さは、現代社会のある意味、合理性すら感じる。だからこそ彼女は破綻せず、うまくやってのける。この作品の静かな不気味さは、適応できていそうだけど、その適応の仕方が壊れているという点なのかな?⑤
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作者の現代日本に未だはびこる古い価値観への冷ややかな目線が痛気持ちいい。 たとえば、体脂肪率。 標準値が決まっていて、それをオーバーしたら「デブ」の蔑称を与えられる。 たとえば、決まったパートナーがいること。 「結婚してナンボ」という価値観は、いまだ根強く、結婚してないひとは、「...
作者の現代日本に未だはびこる古い価値観への冷ややかな目線が痛気持ちいい。 たとえば、体脂肪率。 標準値が決まっていて、それをオーバーしたら「デブ」の蔑称を与えられる。 たとえば、決まったパートナーがいること。 「結婚してナンボ」という価値観は、いまだ根強く、結婚してないひとは、「かわいそう」「信用できない」などというマイナスな評価を与えられる。 そういった古い価値観など気にせず、海外を飛び回っていたはずの主人公のユカリがひょんなことから手に入れた、かりそめの「ふつう」という価値観にいともたやすく恍惚とする可笑しさと、不気味さ。そしてそれを利用する痛快さ。 地味めの設定とコミカルな比喩と鋭い社会批判を共存させてしまう石田夏穂さん。 スルスル読めてしまうのに、残された爪痕は大きい。 この読み心地は癖になる。
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