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道理と風俗 水戸学と文明論の十九世紀
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道理と風俗 水戸学と文明論の十九世紀

常瀟琳(著者)

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道理と風俗 水戸学と文明論の十九世紀

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2025/03/28
JAN 9784000616881

道理と風俗

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2025/05/01

普遍としての道理と特殊としての風俗 西洋との遭遇により激しく揺らいだ十九世紀の日本 異質な他者との遭遇を機に抱いた動揺、不安、希望 國體や風俗を重んじた水戸学者たち 移風易俗という孔子の教え 先王の道は先王の造る所なりという朱子学批判 天と人の属性を持つ道 聖賢が天工に代わって教...

普遍としての道理と特殊としての風俗 西洋との遭遇により激しく揺らいだ十九世紀の日本 異質な他者との遭遇を機に抱いた動揺、不安、希望 國體や風俗を重んじた水戸学者たち 移風易俗という孔子の教え 先王の道は先王の造る所なりという朱子学批判 天と人の属性を持つ道 聖賢が天工に代わって教を設ける役割 風俗の美悪は政教の得失による判断 人心風俗を固める国本の内実 理直という道徳的正しさが現実の力に直結する思想 文明へと導く可能性を持つ風俗の概念 一国の人心風俗と一国人民の気風 籠絡という人心操作の術の両義性 人智の自得による大自然への籠絡 水車のように時勢の変造に従い政府を改める理想の政治体制 智力と道徳の要素間における根本的な倒錯 金石をも透る柔らかな地情の力 感情こそが人間を結して動かぬようにする力 日本が日本である所以としての恩愛の感情 人ありて後に天地ありという人間中心の世界観 智力による人為的な籠絡への批判 忠義や礼義といった従来の道徳が揺るがされる危機感 功名節義の達成による名誉心の充足 感情の国としての日本の独自性

Posted by ブクログ

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