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テオドラ 女優からビザンツ皇后、聖人へ
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テオドラ 女優からビザンツ皇后、聖人へ

デイヴィッド・ポッター(著者), 井上浩一(訳者)

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テオドラ 女優からビザンツ皇后、聖人へ

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内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 2025/03/28
JAN 9784560091593

テオドラ

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2025/04/27

夫であるユスティニアヌスをはるかに凌駕し ああ、テオドラね、とまるで親友のように話す 神からの賜物 シリア正教会で聖人 最愛の皇后陛下 悪徳の化身 人々が「神の手」を感じていた時代 すべての記述が完全に捏造であるわけではない 権力や影響力を行使する立場となるには何が必要か 青党と...

夫であるユスティニアヌスをはるかに凌駕し ああ、テオドラね、とまるで親友のように話す 神からの賜物 シリア正教会で聖人 最愛の皇后陛下 悪徳の化身 人々が「神の手」を感じていた時代 すべての記述が完全に捏造であるわけではない 権力や影響力を行使する立場となるには何が必要か 青党と緑党 子供は両親の職業を継ぐものと定めていた 競馬党派という組織が、テオドラの若い日々の暮らしを決定づけた 彼女は危険な敵であっただろうが、親しい仕事仲間にはとことん尽くした 清廉という徳がすっかり失われた いったん舞台を退いた後復帰した女優は「不貞」の罪を犯した者 「踊りを愛してはいけません」 貧しい生活を送っていたため、愛人に依存するという悲劇的な状況 「自分の乳首がペニスを受け入れられるほど大きな穴を持っていればよいのに」(プロコピオス記述) 中絶がきわめて危険であり、女性が二度と妊娠できなくなる可能性がある 神として十字架に架けられたことを強調 皇帝は独自の情報網を必要としていた 女性の弱さゆえに恥ずべき道を選び、名誉を失った女性の過ちは、規律のある生き方によって償われるべき 反カルケドン派にとってテオドラが持った重要性 彼女が影響力を行使できるよう、配慮を怠らなかった コンスタンティノープルが「アフリカの角」と関わりを持つようになる経過は、複雑で恐ろしいものだった 競馬党派や修道士という存在は絶えず脅威となった 前日に皇帝を歓呼していた群衆が、今日には皇帝に対して反乱を起こすかもしれない 権力は生まれや教育ではなく、官職への就任によって保証される 新しい皇帝がこれらの課題に取り組むと、宮廷は大きく姿を変えた 新しい者、見捨てられた者、この世界に生きていた彼女は、そのような人々を理解していた 彼女は処女マリア、「神の母」に擬えられている テオドラは、現実的で、彼女の政治的判断は賢明でした 彼女は悔いることはなかった 「男に対する性欲に悩んでいる者たちに大いなる恐怖が降りかかった」 彼女は独自の政治的決定をする権限を与えられていた 暴動は宗教的・政治的な抗議へと発展 「ニカ(勝利)」 ユスティニアヌスは元老院議員の適切な助言を無視したのに対し、テオドラは彼らの助言を聞き入れた 厳格なカルケドン派を抑える存在として「テオドラ党」に言及する者もいた 聖職者の隠遁地が政治的な芝居であったことを露骨に表明

Posted by ブクログ