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平家物語の合戦 戦争はどう文学になるのか 歴史文化ライブラリー617
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平家物語の合戦 戦争はどう文学になるのか 歴史文化ライブラリー617

佐伯真一(著者)

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平家物語の合戦 戦争はどう文学になるのか 歴史文化ライブラリー617

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 吉川弘文館
発売年月日 2025/03/24
JAN 9784642306171

平家物語の合戦

¥2,310

商品レビュー

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2026/04/21

以下、引用 ●『平家物語』は平安末期の戦乱を語る日本文学史上の傑作です」とは、学校で普通に教わることであり、筆者自身もそのように教えてきた。だが、戦乱を、戦争を語るとはどういうことか。「平家物語』は戦争を肯定しているのか。その答えは、そうであるともないとも言える。「平家物語』は...

以下、引用 ●『平家物語』は平安末期の戦乱を語る日本文学史上の傑作です」とは、学校で普通に教わることであり、筆者自身もそのように教えてきた。だが、戦乱を、戦争を語るとはどういうことか。「平家物語』は戦争を肯定しているのか。その答えは、そうであるともないとも言える。「平家物語』は、「そんなことできるわけないだろ!」と言いたくなるようなホラ話を楽しそうに語ることもあれば、食事前には読みたくないようなグロテスクな戦場体験を淡々と語ることもあり、さらには非道なだまし討ちを無批判に語ることもある。だが、その一方で、人が人を殺すことの悲しみを語ったり、今まさに死んでゆく者の心に分け入って語るなど、死者を悼む心を痛切に表現することもある。『平家物語」は一人の作者の脳裡から生まれたのではなく、さまざまな場で生まれ、多様な性格を持った種々の資料を継ぎ合わせて作られた作品であり、部分によって性格が異なるのである。 ●『平家物語』は日本人に広く愛されてきた作品であり、学者の専有物でないことは言うまでもない。テキストの調査や史実の研究の外側で、自由な解釈に基づくたくさんの言説や、 新たな作品の再生産が古くからなされてきたわけで、新たな小説や演劇・映画・漫画・アニメ・人形劇等々は、現在も絶えず生み出され続けている。そうした諸作品と学問的な読解は、別世界にあるようで、実はつながっている面もある。学問の成果がフィクションに影響することがあるのはわかりやすいが、フィクションの世界から学問の世界への影響も、 ないとは言い切れない。本書でふれた壇ノ浦合戦の潮流説・水夫攻撃説などの問題は、そういった問題を考えるための好例だが、筆者は、フィクションの世界で育ったと見られる

Posted by ブクログ

2025/06/30

学術的な側面の強い本ではあるものの、地理的な広がりの中で戦乱が起き、そこで怒る親子や兄弟、主従の人間模様が平家物語が語り継がれ、人々を引きつけてきたのだということを実感した1冊。その後の文学や、今のサブカルチャーの根底の部分にも影響を与えてきたのではないかと思う

Posted by ブクログ

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