商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2025/03/19 |
| JAN | 9784488223083 |
- 書籍
- 文庫
ボニーとクライドにはなれないけれど
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ボニーとクライドにはなれないけれど
¥1,496
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商品レビュー
3.7
6件のお客様レビュー
autumn522akiさんの本棚から 「じゃあ読むなよ」 先取りしました このレビューを読んだ人が思うであろうことを先取りしました さすがの慧眼です わいってなんか潔癖なところがあってね (前にも書いてるんだが)いわゆる犯罪小説ってマイナスからのスタートになっちゃうんよな...
autumn522akiさんの本棚から 「じゃあ読むなよ」 先取りしました このレビューを読んだ人が思うであろうことを先取りしました さすがの慧眼です わいってなんか潔癖なところがあってね (前にも書いてるんだが)いわゆる犯罪小説ってマイナスからのスタートになっちゃうんよな〜 それでも面白い!って思う作品はたくさんあるんで読むんだけどね 犯罪小説って二通りあると思うんよな ひとつはがっつり悪者として描くタイプね これは許せるというかむしろ好き もうひとつはなんだか犯罪を美化したり、いろんな理由付けをして正当化しちゃうやつ 本作はこっちのタイプ しょうがないよね?的な いやいやしょうがなくないですけど?っていう どんなに苦しい状況に追い込まれても、真っ当に生きてる人は山ほどいますけど?っていう 幾多の犯罪を乗り越えて二人は幸せになりました めでたしめでたしとはどうしても思えないんよな〜 そもそもボニーとクライドな(実在の強盗) 彼らはお金持ちしか狙わなかったんだよ!とか言うのよ え?って思っちゃう なんでそれで許されるのか分からん お金持ちはお金持ちなりに頑張った結果お金持ちになってるんだと思うんだけどな〜 お金持ちってだけでなんでお金取られた上に殺されちゃって、殺した方が義賊扱いっておかしくないか?ってずっと思ってたんよ まぁ嫉妬心なんだろうけど 人間て恐いわ〜
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
タイトルがキャッチャーなのでいつか読もうかなくらいには思っていたけど、なかなかその気になれずにいたところぼんやり眺めていた図書館の棚に見つけたので手に取る。 渇いたユーモアとノスタルジーを帯びたルイーズの一人称語りで展開されるクライムラブストーリー。 とある夜のコンビニで働いているルイーズのもとにスキーマスク姿で現金強盗の男(デル)が現れる。 マスクから覗く緑の瞳に心奪われ、現金はおろか自分の連絡先も渡すというとんでも行動の末結ばれた2人の山あり谷ありの顛末を描く連作短編集。 慎重で寡黙で計画的なデルと、おおらかさとチャーミングさを備えながらも夢見がち、つい先を急いでしまうルイーズ。 ただのラブストーリーではなく、ただのロードノベルでもない。 出来ることなら犯罪から距離を置き、新たなスタートを切りたい2人に運命は甘くなく、向こうから近づいてくるかのように、誘いを掛けるかのように、ときに巻き込まれ、ときに手を染めながらアメリカ各地を転々とする姿を描く。 すれ違い、コミュニケーション不全が常の2人。 でも全然分かり合えていないようで、実は一番大事な部分で通じ合えている2人の日々が愛おしい。 一話目のサルのキーホルダーのくだりで完全にやられた。 そこがピークではあったものの、その後も仄かなユーモアを帯びつつもエピソードとしてはシリアスでビター、アンカーとして愛が漂う世界観を堪能させてもらった。 ボニーとクライドはもっと破天荒で凶悪な犯罪に手を染めていたようだが、こういう関係を想像すると不謹慎にもヒーロー視してしまう気持ちは分からなくもない。 「俺たちに明日はない」にも興味が湧く。
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★5 危なっかしくも応援したくなる二人、読むほどに心が解けて #ボニーとクライドにはなれないけれど ■あらすじ コンビニ店員だったルイーズは、学費のために強盗に入った青年デルと恋仲になる。まっとうに生きることを望んだ二人だったが、つい出来心で犯罪に手を染めてしまう。その後、デル...
★5 危なっかしくも応援したくなる二人、読むほどに心が解けて #ボニーとクライドにはなれないけれど ■あらすじ コンビニ店員だったルイーズは、学費のために強盗に入った青年デルと恋仲になる。まっとうに生きることを望んだ二人だったが、つい出来心で犯罪に手を染めてしまう。その後、デルの姉ブレンダの不動産会社を手伝うことになるも、はやり事件に巻き込まれてしまい… ■きっと読みたくなるレビュー ★5 若く愛らしい恋人たちのクライム&ロードノベル。 主人公はコンビニで働く女子ルイーズと、学費を払うためにコンビニ強盗に入った青年デル。二人が恋仲になるところから始まり、幸せな暮らしを送るために日々頑張るんだけど、若気の至りと不遇さで思うように進まないというお話です。 全6篇の連作短編なので、海外の連続ドラマを観ているような感覚で楽しめる。まずは二人の出会いから始まり、愛を確かめ合い、将来のために仕事と生活を組み立てていく。物語の後半には結婚や出産など、人生設計に関わる題材も描かれることになるのです。 タイトルに「ボニーとクライド」ってあるんだけど、決して凶悪な物語ではないですよ。むしろハートフルで、ずっーと二人を追い続けたくなるような気持ちになれます。 まず一番好きなのは、ルイーズ目線での語りですね、めっちゃキュートなんすよ。彼女はデルのことが大好きで、ふたりでの幸せを盲目的に信じてるんです。二人の将来のため懸命に生きてるんだけど、時に外部からの圧力で不安定になってしまうのです。 その意志の強さだったり、感情の起伏が丁寧に描かれてるんすよ。こんな女の子と運命的な出会いをしたら、一生かけて守りたくなっちゃいますよねー そして何と言っても、二人の危なっかしさが魅力なんです。恋人のためを思った軽い気持ちが、想像以上の課題になったりするんすよ。最たるエピソードは「極寒」ですね。赤ちゃんに関する物語なんですが、気持ちはわかるが危なっかしくて見てらんないよ。 二人の純粋な想いがあまりに透明度が高いんですよ。思わず自分も若い頃を思い出しちゃいますね。恋人の前だと無理に大人ぶっちゃったりしてさ、よく失敗したものです。 またロードノベルってのも脳みそに優しい。彼らはニューメキシコ、カリフォルニア、ノースダコダなどを転々とするのです。装画イラストみたいに、アメリカ中部の荒野の道路に佇むイメージがなんともクールでした。いつまでも読んでいられる、温かく優しい犯罪小説でした。 ■ぜっさん推しポイント 「女王さまのパーティ」の導入部分がめっちゃ強烈で大好き。 ルイーズがデルに対して結婚の意思があるかをしつこく確認するシーン。詳しくは読んで欲しいのですが、実は二人、それどころはじゃないんです! ルイーズのあまりのめんどくせー女っぷりにドン引きでしたね~。でもそのくらい彼氏のことが好きなんだなってことがよくわかるエピソードでした。
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