商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2025/03/07 |
| JAN | 9784120058950 |
- 書籍
- 新書
ある作家の夕刻
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ある作家の夕刻
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商品レビュー
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フィッツジェラルドの短編集、村上春樹訳。 小説もあったり、エッセイ的なものもあったり。 20年代のニューヨークが舞台。 フィッツジェラルドさんの文章や思想の良さを全て吸収するのが、私には少し難しかったのですが、なんて言ったって読書は私の趣味なので、軽〜く読ませていただき、なんと...
フィッツジェラルドの短編集、村上春樹訳。 小説もあったり、エッセイ的なものもあったり。 20年代のニューヨークが舞台。 フィッツジェラルドさんの文章や思想の良さを全て吸収するのが、私には少し難しかったのですが、なんて言ったって読書は私の趣味なので、軽〜く読ませていただき、なんとなくこの時代のニューヨークに浸れた気がして満足です笑 やはり『グレート・ギャッツビー』ほどストーリー性がある長編ものだと、不慣れな世界(20年代のアメリカ)にも浸れるのですが、短編集だと、一つの物語に少し入り込めたと思う瞬間にもう終わってしまうので、苦戦してしまったのかなと思います。 でもこの「なんか好き」は、確かに読了後あります笑 もう少し歳をとった時、もう一度読み返してみたい!! その時には、フィッツジェラルドさんの、繊細で、でも芯のある性格が顕になるこの本をもっと堪能できる気がしています。 お酒に溢れたニューヨークの、作家も含む芸術家たちの中で、アル中にならない方が難しいよなぁ…。 そして毎回、村上春樹さんは、ヘミングウェイよりフィッツジェラルドの方がずっと好きなんだろうなぁと分かるのも面白いです。 「男らしい」ヘミングウェイと、「女性性」も感じるようなフィッツジェラルドの対比がとても興味深いです。 力強いヘミングウェイも好きですが、 20年代のニューヨークでアルコールに溺れながら、 終始憂鬱ながらも、 キラキラする瞬間を汲み取る、 生きる喜びを汲み取る、 そんな繊細なフィッツジェラルドさん、 好きです。
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フィッツジェラルド後期の短篇やエッセイ。「ある作家の午後」が好み。内容は単純で、珍しく体調が悪くない日にちょっと散歩に出るというもの。とはいえ、散歩中、ちょっと希望が出たり落ち込んだりと感情の浮き沈みが激しい。人生まだ捨てるほどではない、という希望をちょっぴり感じられる。
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中高生のときに「華麗なるギャツビー」を読んで、それから「雨の朝パリに死す」を読んで、なんとなくフィッツジェラルドという作家の醸し出す雰囲気みたいなのを背伸びしていいなぁと思おうとしているようなところがあった。 なんか人間の切なさみたいなのを絶妙に掬い上げるような感じの印象があって...
中高生のときに「華麗なるギャツビー」を読んで、それから「雨の朝パリに死す」を読んで、なんとなくフィッツジェラルドという作家の醸し出す雰囲気みたいなのを背伸びしていいなぁと思おうとしているようなところがあった。 なんか人間の切なさみたいなのを絶妙に掬い上げるような感じの印象があって、それ自体がなんかすごくわかるような感じでいることがカッコいいことのように思っていた。太宰の「人間失格」を読んで、自分はこの感じわかる、と言いたいようなああいう感覚。若い時特有の。 それで今大人になって、だいぶ久しぶりにフィッツジェラルドを読んだら、わかる気がするというより、分かってしまう、という感覚だった。でも本当は人生、この感じはわからないほうが幸せなんだろうということも含めて。大人になって分かってしまうそれは、人間のカッコ悪いところだったのだ。そしてそのカッコ悪さがあるところが、どうしようもない人間くささで、フィッツジェラルドという人は、自分が多分にそのカッコ悪さを抱えていることを分かりながら、そんな自分をどこがで愛おしいと思ってること(=自分のことを愛おしいと思うというより、人間のその性質を愛おしいと思っている)を隠さず示している人なのだと感じた。それはなんというか壮大な励ましで、この人がそういうならそうなんだろうっていう、生き様も合わせた迫力のある存在の人なんだ、な。
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