商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2025/03/05 |
| JAN | 9784065384305 |
- 書籍
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ぜんぶ、あなたのためだから
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ぜんぶ、あなたのためだから
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商品レビュー
3.4
31件のお客様レビュー
夏原エヰジ『ぜんぶ、あなたのためだから』。 衝撃だった。 最初は主人公の行動が純粋に妻を思ってのものに見えていたのに、物語が進むにつれて「正義のヒーローでありたい」「弱い妻を守る夫でいたい」という本音が透けて見え、ゾッとした。 妻からの離婚宣告は、その歪みを一気に突きつける場面で...
夏原エヰジ『ぜんぶ、あなたのためだから』。 衝撃だった。 最初は主人公の行動が純粋に妻を思ってのものに見えていたのに、物語が進むにつれて「正義のヒーローでありたい」「弱い妻を守る夫でいたい」という本音が透けて見え、ゾッとした。 妻からの離婚宣告は、その歪みを一気に突きつける場面で、自己保身と人間の醜さを目の当たりにした気がする。 「あなたのため」という言葉の裏に潜む自己満足や無意識の悪意。その善意は本当に“相手のため”と言えるのだろうか。 そしてエピローグまで読んで更にゾッとしていただきたい。
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いま人間不信に陥っている人、周りの人間に対して疑念を抱き始めた人は絶対読まない方がいい内容。 人の薄っぺらい善意をそれぞれの登場人物たちにうまく表現させていて、誰もが一瞬「あれ、確かにこう言う人いるかも…」と思わせられる。 沙也加の夫・和臣の浅はかさは最初から最後までこれでも...
いま人間不信に陥っている人、周りの人間に対して疑念を抱き始めた人は絶対読まない方がいい内容。 人の薄っぺらい善意をそれぞれの登場人物たちにうまく表現させていて、誰もが一瞬「あれ、確かにこう言う人いるかも…」と思わせられる。 沙也加の夫・和臣の浅はかさは最初から最後までこれでもかというくらい滲み出ててこういう人、本当いるよねって思った。 良い人だけどなんかうっすら嫌悪感を抱かれる人ってこういう人な気がする。 何人もの“怖い人間”が出てきたけれど本当に怖い人っていうのは… 最後の最後までゾッとはせられた作品だった。
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結婚式の最中に起こった事件で、何者かが新婦の沙也香に毒を盛った疑いが強くなる。新郎の和臣はカメラマンの桜庭と共にその犯人を突き止めることにするのだが、沙也香を含めた関係者たちの思いもよらない裏の顔を知ることになる。心が純粋な人は読んではいけないイヤミスです。 気弱で儚げな沙也香を...
結婚式の最中に起こった事件で、何者かが新婦の沙也香に毒を盛った疑いが強くなる。新郎の和臣はカメラマンの桜庭と共にその犯人を突き止めることにするのだが、沙也香を含めた関係者たちの思いもよらない裏の顔を知ることになる。心が純粋な人は読んではいけないイヤミスです。 気弱で儚げな沙也香を愛し、必死で守ろうとする和臣。学生時代から親しく、沙也香の結婚を祝福した親友たち。抑圧的ではあるものの娘に愛情を注いでいる母親。一見誰からも愛されているように見える沙也香に、誰が毒を盛ったというのか。調査が進むにつれ明かされる各人の本心にはぞっとします。だけど本当に怖いのは、それが悪意でなく善意(と、少なくとも本人は思っている)ことなんですよね。履き違えた善意や正義ほどたちの悪いものはないのかも。 そして気になるのは、誰も彼もが沙也香に対して「上から目線」なんですよね。「してやってる」感がありありと前面に出てきてそれがとんでもなく気持ち悪いのに、当の本人はやはり全然気づいていない……。もちろん一番顕著なのはあの人なんですが。ここまで突き抜けているとあまりに見事すぎて、腹も立ちません(笑)。 まあ人間って良い面も悪い面もあるし、こういう人たちがことさら異常というわけでもないんだけれど、ろくなやつがいないぞ、という感想しか湧きませんでした。淡々として傍観者のような桜庭だけがまともな人のようにも思えますが、彼もなかなかに……かも。
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