商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | K&Bパブリッシャーズ |
| 発売年月日 | 2025/02/28 |
| JAN | 9784902800951 |
- 書籍
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ボブ・ディラン 裏切りの夏
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ボブ・ディラン 裏切りの夏
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映画「名もなき者」の原作だと知って映画鑑賞後に読む。沢山の文献や関係者への取材によって、また公民権運動やベトナム戦争、これらに反発する動きといった時代背景もからめて、たった一晩のしかもわずか数十分の出来事を読み解いていこうとする筆者の見解はとても興味深かった。 その見解は「真実...
映画「名もなき者」の原作だと知って映画鑑賞後に読む。沢山の文献や関係者への取材によって、また公民権運動やベトナム戦争、これらに反発する動きといった時代背景もからめて、たった一晩のしかもわずか数十分の出来事を読み解いていこうとする筆者の見解はとても興味深かった。 その見解は「真実はいばらの中のうさぎ」で見方によって色々に見えるものだ、という書き方をしていて、押しつけがましくなく多くの証言がちりばめられていたので好感が持てた。 ボブディランの影響力のすごさは分かっていたつもりだったが、当時を知らない自分としては今一つリアリティを感じづらかった。ひとりの若いミュージシャンの動向がそんなにも注目されうるものなのか?それはこの時代の音楽が持つ影響力の大きさや人々が音楽に対して抱いていた希望のようなものに依るところもあったのだろうか?その希望のようなものの象徴としてディランを育てようとした人たちがいたのだろうか… そもそもディランは高校時代にバンドでライブをした時にもブーイングを浴びたり、嘲笑されたり、はたまた電源を落とされているらしいがあまり意に介していなかったようで、「高校の仲間と同じものを愛することは名誉ではない」といった自分の感性にこそ忠実にという感情があったようで、と笑わされた。 また彼はフォークの始祖的存在のウディガスリーになろうとして自分の経歴を偽り架空の人物になろうとしていたようだが、そこに過度な期待と誤解、やっかみなどを浴びせられることで、本来の自分を守るためにもの凄いスピードで「ボブ・ディラン」になっていくことで抵抗したのだろうか…などとこれまた自分のような他者が勝手に物語を作りたくなるようなロマン?が端々に感じられた。 それにしてもデイヴヴァンロンクさんの「なんであいつなんだ?」という言葉が心に残った。みんなで雑魚寝していたような仲間のひとりがノーベル賞までもらうとは…でもそういう意味では誰も「あいつ」のような音楽は作れなかっただけなのかもしれない?!紙(神)一重なのか?謎の入口を覗いてしまったような気がしている… 「裏切りの夏」っていう邦題も最高!
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