商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2025/02/25 |
| JAN | 9784049163209 |
- 書籍
- 文庫
少年殉教者
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少年殉教者
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商品レビュー
3.8
12件のお客様レビュー
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松村涼哉さんの新作ということで即購入。 キリスト教は「赦し」の宗教だ、と好きなドラマの台詞で聞いたことがあります。 「赦す」ことで自身を保っていた元被害者遺族と、「赦される」ために新たな人生を踏み出した元加害者の絶妙な関係性がなんとも言えない気持ちになりました。 個人的な感想になりますが、前作たちの方がすっと頭に入ってくる感じはありました。
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3.6というぐらいの評価。 少しずつ謎が明らかになっていき、何度もこうくるか! の嵐を味わった。 エンタメ小説の読者を飽きさせない構造を持ちつつも、物語の革新に迫っていくところがよい。 最後も一応のハッピーエンドでそこそこスッキリした。
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現代社会特有の問題、闇バイトとかSNSとか最近の問題を上手く落とし込んでるなといった印象。 松村さんの書く本のメッセージ性みたいなのが好きで最新刊も買ったが、今回は人間として成長したが故の自殺ってことだと解釈した。 何でもかんでも完璧主義的に生きてしまう苦しさから自殺願望を抱える身としては、自殺の原因は人間だからという帰結はすっと腑に落ちた。 人生を終わらせるっていうのは実は1番簡単な逃げ方だから。目先の問題から逃げても新たな問題が起こるどころか、逃げたせいで問題が殊更大きくなることの方が多いと感じる。 今回は元闇バイトとか自殺とかなんかとっちらかってて焦点あてたい部分がぼやけてしまっているように感じたのが少し残念だった。自殺にフォーカスをあてるならもっとそこの概念的なものを現代的解釈に落とし込んで深堀りして欲しかった。松村さんの咀嚼の仕方が知りたかった。闇バイト経験というややこじつけっぽいノイズが入ったことで全体的に厚みが減っていたのが勿体無い気がしてならない。好きだからこそ。。
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