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声影記
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声影記

小原奈実(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 港の人/JRC
発売年月日 2025/01/30
JAN 9784896294514

声影記

¥2,662

商品レビュー

4

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2025/09/28

難解。私の読解力ではすっと読み解けない歌が多く、しかし噛めば何度も味がするので何度も一首を読み返しながら読み進め、一冊を読み終えるのに非常に時間がかかった。同年代の方からすっと出てくる言葉とは思えないような難読漢字も多く、調べながら読んだ。薄紙を一枚ずつ剥がすような、しずかでレイ...

難解。私の読解力ではすっと読み解けない歌が多く、しかし噛めば何度も味がするので何度も一首を読み返しながら読み進め、一冊を読み終えるのに非常に時間がかかった。同年代の方からすっと出てくる言葉とは思えないような難読漢字も多く、調べながら読んだ。薄紙を一枚ずつ剥がすような、しずかでレイヤーの多い表現が印象的。 以下好きな歌 灯さずにゐる室内に雷させば雷が彫りたる一瞬の壜 ざくろ割れば粒ごとに眼のひらきゆき醒めてかをれる果実のねむり

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2025/05/19

読み終えれば付箋だらけの歌集になってしまった。 一番かっこいいと思った歌は 「請ふならば灯を、 黙しあふための夜を ふるき鉄扉のやうなひとりに」だ。この「ひとり」は誰なんだろう。ご自分のことだろうか。凛としている。 そして 「枝しなふ柘榴へと手を伸ぶるときわが手は加速してわれを牽...

読み終えれば付箋だらけの歌集になってしまった。 一番かっこいいと思った歌は 「請ふならば灯を、 黙しあふための夜を ふるき鉄扉のやうなひとりに」だ。この「ひとり」は誰なんだろう。ご自分のことだろうか。凛としている。 そして 「枝しなふ柘榴へと手を伸ぶるときわが手は加速してわれを牽く」 「身の芯を引き抜くごとき飛びやうの抜ききつて死ぬ蜻蛉のあらむ」 この2首は、サイボーグ009のジョーが奥歯の加速スイッチを入れてしか見えない景色ではないか(知らんけど)。他の歌で感じたのは、語順が独特で、はっとさせられるのが多かった。ほんま素敵な歌集だった。歌を読んでいる時って、なんかその作者の脳にアクセスしているようで、サイコダイバーな気分だった。

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