商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2025/02/01 |
| JAN | 9784150020125 |
- 書籍
- 新書
『高慢と偏見』殺人事件(2012)
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『高慢と偏見』殺人事件(2012)
¥2,970
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
面白かった~!! 『高慢と偏見』殺人事件というタイトルですが、実際にはオースティン・オールスターズ総出演です。 以前『高慢と偏見、そして殺人』を読んだとき、登場人物たちに違和感を覚えましたが、この作品はその不満をきっかけに書かれたということで、確かに人物造形に違和感はありませんで...
面白かった~!! 『高慢と偏見』殺人事件というタイトルですが、実際にはオースティン・オールスターズ総出演です。 以前『高慢と偏見、そして殺人』を読んだとき、登場人物たちに違和感を覚えましたが、この作品はその不満をきっかけに書かれたということで、確かに人物造形に違和感はありませんでした。 『高慢と偏見、そして殺人』では容疑者となったウィッカムが、今回はみんなから憎まれて殺されます。 事件は『エマ』の主人公たちが開いたハウスパーティ(夏の休みに1カ月ほど滞在して上流階級の皆さまたちが親睦を深めるもの)に、呼ばれもしないウィッカムがやってくることから起きるのですが、そのパーティの招待客が、オースティンの作品に出てくるカップルまたはその子どもたち。 『高慢と偏見』のエリザベスの息子であるジョナサンと、『ノーサンガー・アビー』のキャサリンの娘であるジュリエット以外はみんな、ウィッカムに何がしかの弱みを握られていたり嫌悪を隠せなかったりしています。 ジョナサンとジュリエットだけはウィッカムに対してマイナス感情を持っていないので、二人は協力して犯人を捜すことにします。 というのも、この時代、何か不都合なことが起きると、階級の下のものに押し付けてお終いという解決法が取られることがままあり、それはフェアではないと若い二人(20歳と17歳)は思ったからです。 ところがこの時代、結婚していない男女がふたりだけで会話をしたり、手紙をやり取りすることがふしだらと思われてしまうので、無駄に苦労が多いのです。 階級の違う人同士の友情さえ異例なこととされる時代に、上流社会の社交ですから、何事もない風を装った裏で、皆が秘密を抱えています。 ところがジョナサンは空気が読めず、他人の感情に疎く、突発的な出来事に対応するのがとても苦手です。 そこをジュリエットが上手く補完していて、二人のコンビはとてもしっくりくるのです。 イギリスではなんと第4作まで出版される人気シリーズになったようですが、日本でも翻訳してもらえるでしょうか。 この作品を読んだら、猛烈にオースティンを再読したくなりました。 とりあえずアマプラで映画でも探してみようかな。
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原典を半分も読んでいないし、記憶も薄れているが、結末をこうせざるを得ないのはやむを得ないか。しかし、シリーズ化されているとは!
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どこかに書いてあった、ジェイン・オースティンとアガサ・クリスティのパスティーシュと。「高慢と偏見」とクリスティのポアロが大好きな自分には、わりと楽しめた。 登場人物が礼儀作法にかなっているか、いないかという記述はおそらく笑うところなんだろう。執拗なまでに出てくる。 一言で言え...
どこかに書いてあった、ジェイン・オースティンとアガサ・クリスティのパスティーシュと。「高慢と偏見」とクリスティのポアロが大好きな自分には、わりと楽しめた。 登場人物が礼儀作法にかなっているか、いないかという記述はおそらく笑うところなんだろう。執拗なまでに出てくる。 一言で言えば、時代物のYA。 『高慢と偏見』のフィッツウィリアム・ダーシーとエリザベスの息子、20歳のジョナサンと『ノーサンガー・アービー』ヘンリー・ティルニーとキャサリンの娘、17歳のジュリエットが正義のために真実を明らかにするために取り組む。しきたりのさまざまな制約をかいくぐりながら。 ジョナサンもジュリエットもたまらないキャラ。 ジョナサンは父ダーシーの気質を受け継いでいることがうかがえ、生きにくさを抱えている。ジュリエットはエリザベスなどの他の女性の登場人物にも見られるような、実際的に問題に対応する行動力、判断力、柔軟性を持っている。 読み終わってみればミステリーよりも、人間ドラマを味わう側面が強かったかもしれない。
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