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泡の子
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泡の子

樋口六華(著者)

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泡の子

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2025/02/05
JAN 9784087718935

商品レビュー

2.9

22件のお客様レビュー

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2025/12/28

すばる文学賞、21世紀生まれ、初受賞 という帯の文字につられて。 著者は受賞当時、高校生だったらしい。 文章力は素晴らしいと感じた。 語彙の豊富さ、描写の細やかさや美しさ。 詩的要素を所々に感じた。 ただ、強引で人工的に感じる語尾が、それに合っていない感じもした。 内容は行...

すばる文学賞、21世紀生まれ、初受賞 という帯の文字につられて。 著者は受賞当時、高校生だったらしい。 文章力は素晴らしいと感じた。 語彙の豊富さ、描写の細やかさや美しさ。 詩的要素を所々に感じた。 ただ、強引で人工的に感じる語尾が、それに合っていない感じもした。 内容は行き場所のない十代の、たどり着いた場所、トー横の終わりの始まりから。 ドラック&セックスを中心に、どこか既視感も。 過去のトー横の印象も覚え、主人公自身もその場所の普遍性と、終わりを感じているところが良かった。 この書きっぷりは女性なら凄いな、と思ったが、著者は男性だったと知り、己の無知を恥じるばかり。 しかし特に性的描写は、なるほどと得心した部分も。 次作はどんな物語を書くのか、楽しみな作家です。

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2025/11/13

20251104読了。 ええ?読み終わった??なんだこれは??? はー何も考えたくない。そんなふうに思った作品。 話はひとつづきに読めるのに、作者は断片を繋ぎ合わせて書いたのだという。 OD、家出した行き場のない子たち、凌辱、薬物、ぐちゃぐちゃに生きてる。親友が孕んでも胎児は死ぬ...

20251104読了。 ええ?読み終わった??なんだこれは??? はー何も考えたくない。そんなふうに思った作品。 話はひとつづきに読めるのに、作者は断片を繋ぎ合わせて書いたのだという。 OD、家出した行き場のない子たち、凌辱、薬物、ぐちゃぐちゃに生きてる。親友が孕んでも胎児は死ぬ。親友も死ぬ。美しくない私、ヒヒルは生きている。 作品には、面白いくらい「悲しみ」の感情描写がない。読んでいて思ったのは、戦争の只中で迫害に苦しみながら逃げ惑う子の姿が浮かぶということ。 伝わるのは、巧みさ。真実への探究心。練り上げられた思慮の根源は怒りだろうか。 あーつらい。つらいなあ。またすぐ読み返したくなる自分を突き放して、最後のページを閉じた。

Posted by ブクログ

2025/08/25

いわゆるトー横界隈の女子が過去や酒、オーバードーズの向こうに見えているものとは。 死にたいわけではないが生きたいわけでもない、無秩序で退廃的な一端を垣間見た気がします。 常に夢うつつで、時折り現実と夢と空想の隙間から世界を見ているような、捉えどころのない物語でした。

Posted by ブクログ