無我夢中 柔道に育てられて

柏崎克彦(著者)

• 販売会社／発売会社: ベースボール・マガジン社
• 発売年月日: 2025/02/05
• JAN: 9784583117348

商品レビュー

2025/02/19

2. 対談の概要
- 柏崎克彦と角田夏実の対談が行われ、柔道における技術や経験について語られている。
- 角田選手は多様な技術を駆使する選手であり、特に巴投げと寝技の名手として知られている。
- 柏崎先生は自身の柔道経験を通じて、選手たちに対する指導方法や教育の重要性を強調。

3. 技術の進化と柔道の哲学
- 対談内で、技術の進化についての考察が行われ、立技と寝技の連携の重要性が述べられている。
- 現代の柔道において、形の技は少なくなってきているが、実際には多くの技を用いる必要があることも強調。
- 選手が強くなることで自信を持ち、輝きを増していく過程が述べられ、これは男女を問わず当てはまる。

4. 練習環境と指導方法
- 久慈高校の柔道部の練習内容や指導方法についての回顧が行われ、指導者の役割が強調されている。
- 和山先生の指導方法は厳しくもありながら、生徒自らが考えることを促すものであり、選手たちが自発的に技術を学ぶ環境を整えていた。
- 具体的な練習メニューの流れや、基礎体力トレーニングを重視する方法が述べられている。

5. 教育者としての成長と指導
- 柏崎先生は教育者としての道を歩む中で、良き師や友との出会いの重要性を回顧。
- 東海大学での教育経験や、柔道部監督としての活動が振り返られ、選手たちの成長を支援することが教育者の使命であると強調。
- 指導者としてのアプローチや、選手の個性に応じた指導が必要であると述べられている。

6. 国際交流と柔道の未来
- 国際武道大学での指導経験を通じて、海外からの柔道研修生との交流や国際大会への参加が促進されている。
- 柔道を通じて国際理解を深めることが大切であり、柔道の普及活動が今後の課題であるとされている。
- 競技力向上だけでなく、選手としての成長と人間的な成長を目指すことが強調されている。