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火打石と火打金の文化史
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火打石と火打金の文化史
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第1章:火打石・火打金の分類 - 火打石・火打金の分類が行われ、九州の火打金の特徴について説明。 - これまで不明であった朝鮮半島や中国東北部の火打金についても言及。 第2章:考古資料の分析 - 奄美地域や日向地域の火打石・火打金に関する考古資料が限られている中、民俗資料の重要...
第1章:火打石・火打金の分類 - 火打石・火打金の分類が行われ、九州の火打金の特徴について説明。 - これまで不明であった朝鮮半島や中国東北部の火打金についても言及。 第2章:考古資料の分析 - 奄美地域や日向地域の火打石・火打金に関する考古資料が限られている中、民俗資料の重要性が強調される。 - 民具の図化による考古資料との連続的な検討が行われ、近現代の生活記録も考慮されている。 第3章:火打石の出土状況 - 宮崎県高鍋町の事例を通じ、旧石器時代から縄文時代にかけての出土石器の分析が行われる。 - 火打石の抽出や分類のプロセスが詳細に述べられ、特に鉄製火打金の登場以降の火打石の位置づけが論じられる。 第4章:民俗資料からのアプローチ - 九州の火打石産地に関する民俗学的な聞き取り調査の結果が紹介され、火打石の使用法や発火具の変遷が考察される。 - 台湾での発火具や発火法の変遷についても、1940年代以前の民族誌が整理され、文化的背景が浮き彫りにされている。 第5章:絵画資料からのアプローチ - 近世・近代の浮世絵や錦絵に見られる火打石・火打金の描かれ方とその社会的背景についての考察が行われる。 - 絵本『かちかちやま』に描かれた火打石の変遷が分析され、視覚文化における火打石の役割が明らかにされる。 終章:研究成果と今後の課題 - 九州、朝鮮半島、中国東北部、台湾における火打石・火打金の歴史的展開を総括。 - 今後の研究課題や新たなアプローチへの期待が述べられ、火打石のさらなる理解が求められる。
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