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逃亡者は北へ向かう
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逃亡者は北へ向かう

柚月裕子(著者)

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逃亡者は北へ向かう

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2025/02/27
JAN 9784103561316

逃亡者は北へ向かう

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商品レビュー

3.9

218件のお客様レビュー

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2026/02/16

中盤からハラハラしながら一気に読み終わった 最後は泣きながら祈る、誰も死なないでほしい どうしてと思う不条理もやりきれない事も言い訳にはならない それでも救いを求めるのが人間であり、救われる瞬間は必ずあると思えた 最後にこれを読んだすべの人が直人くんの未来に幸せを祈らずにはいられ...

中盤からハラハラしながら一気に読み終わった 最後は泣きながら祈る、誰も死なないでほしい どうしてと思う不条理もやりきれない事も言い訳にはならない それでも救いを求めるのが人間であり、救われる瞬間は必ずあると思えた 最後にこれを読んだすべの人が直人くんの未来に幸せを祈らずにはいられない また時間が経って読み返したい本だった

Posted by ブクログ

2026/02/16

柚木裕子さん著「逃亡者は北へ向かう」 芥川賞、直木賞共に受賞無しと物議を醸した第173回直木賞の候補作だった作品。 物語の背景は2011年の東日本大震災。 調べてみたら著者は岩手県出身で津波でご両親を失ったとのこと。 『より当事者寄りのひとりの人間として、真正面から小説に向き合...

柚木裕子さん著「逃亡者は北へ向かう」 芥川賞、直木賞共に受賞無しと物議を醸した第173回直木賞の候補作だった作品。 物語の背景は2011年の東日本大震災。 調べてみたら著者は岩手県出身で津波でご両親を失ったとのこと。 『より当事者寄りのひとりの人間として、真正面から小説に向き合う』という覚悟で描かれた作品とのこと。 素晴らしい…、だけれどこの作品の執筆は何よりも辛かった事だったろうと思わずにはいられない… 主人公の真柴亮、かの有名なボクシング漫画「はじめの一歩」、フリッカージャブで有名なあのアウトローの顔が頭から離れない。 普段小説を読んでいて主人公や登場人物達がどんな顔なのか?とかを想像しないで読んでいるのだが、今回の作品はどうしてもあの「死神」の顔が脳裏をかすめてしまう。 はじめての経験だったが、同じ名前、同じ読み等でキャラ設定されるとどうしてもどちらかに引っ張られてしまうのだと気づいた。 物語とは関係の無いところで引っ掛かりを抱えてしまったために物語が素直に入ってこない、凄く厄介だった。 震災の裏側で起こる殺人事件、真柴からしてみれば理不尽な結果が立て続けに起こる「負の連鎖」の悲劇が描かれていく。 誰のせいで震災が起きたわけでも、誰のせいで身内を失くしたわけでも無い。この辺りは必然性の類いの話。 誰のせいで不幸が始まったわけでも、誰のせいでそれが継続しているわけでも無い。この辺りは可能性の類いが含まれているのではないか? 必然と偶然、それらはマインドで変換できる可能性がある、というテーマを著者は描きたかったのかな? 読後にそんな風に考えられた。

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2026/02/15

想像した通りの結末で涙涙。 児童養護施設で育った亮にとって、毎日が同じ単純でささやかな生活に不満はない。 喧嘩に巻き込まれ捕まり、3.11の震災中釈放されるが、偶発的に2人を殺してしまった。自分を捨てた父親に会うべく逃亡する中、5歳の男の子直人に出会う。何故か亮に懐きついて来る...

想像した通りの結末で涙涙。 児童養護施設で育った亮にとって、毎日が同じ単純でささやかな生活に不満はない。 喧嘩に巻き込まれ捕まり、3.11の震災中釈放されるが、偶発的に2人を殺してしまった。自分を捨てた父親に会うべく逃亡する中、5歳の男の子直人に出会う。何故か亮に懐きついて来る直人を見捨てることはできない。 震災後、家族を失った人々の悲しみと亮の深い哀しみ。救いはラストの直人と父親と犬か。 幼い子どもと動物には、優しい人が本能的にわかるのです。

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