商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2025/02/27 |
| JAN | 9784103561316 |
- 書籍
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逃亡者は北へ向かう
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逃亡者は北へ向かう
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商品レビュー
3.9
204件のお客様レビュー
著者の筆力により、逃亡する主人公の切迫感と、同時に発生した震災の混乱とが読者に緊張感をもたらすが、主人公・真柴が何故あれほど憎んだ別れた父親に会いたい思いが湧くのかの心境の機微を丁寧に描ききれておらず、ストーリー全体として緊張感だけを味わされてなかなかページを捲るスピードが上がら...
著者の筆力により、逃亡する主人公の切迫感と、同時に発生した震災の混乱とが読者に緊張感をもたらすが、主人公・真柴が何故あれほど憎んだ別れた父親に会いたい思いが湧くのかの心境の機微を丁寧に描ききれておらず、ストーリー全体として緊張感だけを味わされてなかなかページを捲るスピードが上がらず、そのまま読了という点が物足りなさを覚える作品であった。
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仕方がないが話が終始重い。 結末がわかっているからこそ、淡々と進んでいくイメージ。 主人公が不憫でならない。震災の話ということで、かなり臨場感はあった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
東日本大震災とそのさなかに起こった殺人事件ーー このテーマでよくぞ書かれたと脱帽せずにはいられない。 震災で多くの命が奪われた悲しみ、人によって絶たれた生命、考えさせられた。 ーーネタバレになりますーー つらい読書体験になった。 それは冒頭からあきらかになる。どうしてそうなったという知りたい欲にまかせて読み進める。 以前「親ガチャ」なんて言葉があったように、生まれたときから不運な子どももいる。そして人生のレールを勝ち組へ乗りかえていける人はそう多くはない。 事件を起こした真柴もそんなつもりはないのに、不幸へ導かれてしまう。 真柴の生い立ちや家庭環境を知ると同情するのだが、起こしてしまった罪は消えない。あのときああすれば……と後悔してももう時間は戻らない。 事件を追う刑事たちも町や村の住人たちも被災し、家族を失った者もいる。そんななかで被害状況を把握したり殺人犯を追うような仕事をまっとうしようとする警察官たち。 行方不明になった家族を探すより優先することなのか?……公務員なのだから当然と言い切るには心が重たすぎる。 被災した者たちが避難所で集まり協力しあっているなか、見も知らぬ者が現れても、食べ物をわけたり道を案内したり、人の優しさにふれる。 真柴が出会った子ども、直人。5歳くらいで言葉があまり出てこない子がなぜ真柴には心を開いたのか。 真柴が逃げ切って直人と暮らす妄想は楽しく哀しい、、 そして最後に直人が現場でどうなったのか、考えると動悸がしそうだ。子どもにこんな場面に遭遇させるなんて惨すぎる。 親子、父子の関係がいくつも出てきた。震災のせいでもあり 悲しい終わりが辛すぎる。 どうか直人だけは幸せを感じて成長してほしい。
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