商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 大和書房 |
| 発売年月日 | 2025/02/12 |
| JAN | 9784479321170 |
- 書籍
- 文庫
好きになってしまいました。
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好きになってしまいました。
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商品レビュー
3.8
80件のお客様レビュー
私にとって公共の場で読めない作家が二人いる。 朝井リョウと三浦しをんである。 この二人が作家として世の中に送り出してきた著作はいずれもしずばらしい。人間の営みのなかにある愚かさも尊さも描いていて、ファンである人は多いことは想像に難くない。 しかし、エッセイは違う。いや、広義の意味...
私にとって公共の場で読めない作家が二人いる。 朝井リョウと三浦しをんである。 この二人が作家として世の中に送り出してきた著作はいずれもしずばらしい。人間の営みのなかにある愚かさも尊さも描いていて、ファンである人は多いことは想像に難くない。 しかし、エッセイは違う。いや、広義の意味では違わない。二人のエッセイも小説作品と同じくとてもおもしろい。本当に、マジでおもしろい。おもしろすぎて普通に声出して笑ってしまう。 私はわりとゲラなので笑ってしまうハードルが小学1年生がやるゴム飛びくらい低いのだが(ゴム飛びっておもしろいよね、小さいころめっちゃやってた)、それを差し引いたとしても日常においての目の付け所も語り口もシュールで一癖も二癖もある。 おもしろいという言葉の意味が笑いのツボをついてくるという意味でおもしろいのである。 このたび読んだ三浦しをんのエッセイ『好きになってしまいました』は日常的なエッセイでありながら、著者の「うつくしいもの」や旅の様子などが収められている。 どうやってもポインセチアを枯らしてしまうため、お風呂場をその子の居住地にしただとか、ベランダのいちごを狙いにくるナメクジや鳥や虫との攻防戦。時折挟まる友人や家族との軽妙なやりとり。 ありきたりではないうつくしいものに、うつくしいとはいったい何なのか、と考えたくなるし、懸命だったり、怠惰だったりしながらも日々の生活をする様子がおかしい。 親しみの持てる内容から、旅行記のなかで山形の即身仏を見た際の長編エッセイは読みごたえ抜群だった。これJR東日本のサイトにのせたほうがいいんじゃないか。山形県の観光課の皆さん見て(読んで)ますか? めずらしいものを見ると、とりあえず手に持っている薄い電子板でパシャリとやりたくなる現代の病を持っているものとして、即身仏エッセイにはちゃんと赴いた場所へ敬意を払うことの重要さを再認識させられた。 あとがきまでずっと笑っており、こんなおもしろエッセイだから出かけるときも携えて、公共交通機関で読んだりもしていたが、おもしろすぎてマスクの下でずっと下唇の内側を噛んでいた。マスクを常につけていても変な人間扱いされなくてよかった。 今後おもしろい本やおすすめ本を聞かれたら、ミステリとかSFとか明確な方向性を希望されない限りは三浦しをんと朝井リョウのエッセイをとりあえずすすめてみることにする。
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- ネタバレ
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久しぶりに三浦しをんさんのエッセイを読んだ。 大分県の竹田市と愛媛の別子銅山に行きたい。 永井玲衣さんのエッセイと同時期によんでいたので、同じエッセイでも雰囲気の違いに笑いつつ。どちらのエッセイも好きですが。 私も手ぬぐい集めが趣味だし、EXILE一族も好きだし、と共通点を見つけられるエッセイは、読んでいて共感できるので、とても楽しい。
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しをんさんのエッセイ、軽快で好き。 題名からして推し活的な、熱量をぐっと注ぐ好きについて書かれているのかと思いきや、もっと日常の楽しさだったり、普段通りすぎちゃうような感情の機微をフフッと思い出させてくれるようなものだった。 今まで好きになったすべてのものやひとを通して、他者を...
しをんさんのエッセイ、軽快で好き。 題名からして推し活的な、熱量をぐっと注ぐ好きについて書かれているのかと思いきや、もっと日常の楽しさだったり、普段通りすぎちゃうような感情の機微をフフッと思い出させてくれるようなものだった。 今まで好きになったすべてのものやひとを通して、他者を知ったし、自分自身を知ることができた。これからも知りつづけていかなければならない。 という、しをんさんの一文。とてもリスペクト!
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