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今夜はジビエ 幻冬舎文庫
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今夜はジビエ 幻冬舎文庫

小川糸(著者)

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今夜はジビエ 幻冬舎文庫

693

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2025/02/06
JAN 9784344434523

今夜はジビエ

¥693

商品レビュー

3.6

41件のお客様レビュー

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2025/12/17

雪道を歩くための遠回り。 山頂の茶屋で食べたなめこ汁。 太陽の下で食べるご飯の、健康的な味。 「思い立ったが吉日」とばかりにアレコレと楽しむ小川さんは、素敵なことを見つける名人だ。 季節の香りを隅々まで楽しみ、いつでも気持ちをシャッキリさせて暮らしている。 きっと健やかという言...

雪道を歩くための遠回り。 山頂の茶屋で食べたなめこ汁。 太陽の下で食べるご飯の、健康的な味。 「思い立ったが吉日」とばかりにアレコレと楽しむ小川さんは、素敵なことを見つける名人だ。 季節の香りを隅々まで楽しみ、いつでも気持ちをシャッキリさせて暮らしている。 きっと健やかという言葉が似合う人なのだろうと思う。 たとえ年月とともに何かが暮らしの輪からはみ出してしまっても、自分の中から乱暴にポイと投げ捨てたりはしない。 歳を重ねるということは、経験を積んで賢くなることであり、怖いことが増えることでもあるという。 胸が痛くなったり、遠くのものに思いを馳せたり、いつか後悔するかもしれない時のことを考えると、生きていくって大変なことだとしみじみ感じてしまう。 立ち止まることも時には大切なのだと教えてくれる。 孤独を味わう日々も描かれているが、おそらく満たされているとはこういうことなのだろうと思う。 負の感情が、スルリするりと身体の中から滑り落ちていく気がした。 小川糸さんの目からみた景色は、とても美しい。 小川さんの好きなもの、幸せなことに溢れた日記エッセイ。

Posted by ブクログ

2025/12/09

初めての小川糸さんのエッセイ。 比較的新しいものだったみたいで、予備知識が0の私には小川さんの交友関係など分からない部分も多々あった。 けれど、エッセイを読んでよかったと思う。 これから10年、20年経ていろんな世界を見たあとに、自分だけの住処を作って、若い時にした経験や思い...

初めての小川糸さんのエッセイ。 比較的新しいものだったみたいで、予備知識が0の私には小川さんの交友関係など分からない部分も多々あった。 けれど、エッセイを読んでよかったと思う。 これから10年、20年経ていろんな世界を見たあとに、自分だけの住処を作って、若い時にした経験や思い出、沢山の世界に触れて育った自分らしさに素直に従う。そんな自然的な生活がしたいな…とあたたかい気持ちになれました。

Posted by ブクログ

2025/11/30

丁寧な山小屋暮らし。挑戦する気持ちと優しい気持ちが心地よい日記。冬の森の時間をイメージすると羨ましい気持ち。自分もそういうのに憧れがあるのかもしれないと思わせてくれた。

Posted by ブクログ