商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2025/01/29 |
| JAN | 9784101296722 |
- 書籍
- 文庫
ブロッコリー・レボリューション
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ブロッコリー・レボリューション
¥649
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商品レビュー
3.1
17件のお客様レビュー
語り表現が独特で、不思議な感覚だった。 語り手は自分ではない誰かを、その誰かより 詳しく、そして一部始終こうしている今も監視しながらその言動をメモしているかのようにつらつらつらと語る。一体どの視点で読めば良いのか、ふわふわぷかぷか、、故に事細かに情景や会話が描かれていても没入しき...
語り表現が独特で、不思議な感覚だった。 語り手は自分ではない誰かを、その誰かより 詳しく、そして一部始終こうしている今も監視しながらその言動をメモしているかのようにつらつらつらと語る。一体どの視点で読めば良いのか、ふわふわぷかぷか、、故に事細かに情景や会話が描かれていても没入しきれず、思考しながら読み進める感覚。 言葉を選ばなければ、だらだらと続く語り口調が 個人的には読みづらかった。 ただ、ブロッコリーレボリューションの 夏の空気感や異国の地の匂いや湿度が感じられる感覚は好きでした。
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「ブロッコリー・レボリューション」がタイのカフェの名前って、読んで知って笑ってしまった。革命でもなんでもないじゃん。笑 文字がびっしりで、「」もほぼ無く、読んだことのない感じの小説でした。読むのにすごく時間がかかったけどなんとか読了。
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散りばめられた描写に装丁も相まって、一冊を通して淡い雰囲気が感じられる。 また、文章が独特である。一人称でありながら「ぼく」や「私」が知るはずのない相手の感情や状況を書くためどこか遠くの上の方から物語を見ているような感じがする。もはや「ぼく」の妄想なんじゃないかとさえ思われる。...
散りばめられた描写に装丁も相まって、一冊を通して淡い雰囲気が感じられる。 また、文章が独特である。一人称でありながら「ぼく」や「私」が知るはずのない相手の感情や状況を書くためどこか遠くの上の方から物語を見ているような感じがする。もはや「ぼく」の妄想なんじゃないかとさえ思われる。そんなふわふわした所も淡さを感じられる一つの要因かもしれない。 淡さとは裏腹にじっとりとしたものも書かれている。町中に蔓延る広告や東京のゾンビ、コンコースの人混みなどである。多くの人は流されるがままに順応できても、それができない人たちがいる。そんな人たちの逃亡や防御、抵抗、私はそこにブロッコリー・レボリューションを見た。
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