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歩いて学ぶ日本古代史(2) 律令国家の成立と天平の世
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歩いて学ぶ日本古代史(2) 律令国家の成立と天平の世

新古代史の会(編者)

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歩いて学ぶ日本古代史(2) 律令国家の成立と天平の世

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 吉川弘文館
発売年月日 2025/01/28
JAN 9784642068970

歩いて学ぶ日本古代史(2)

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2025/02/22

1. 古代山城の重要性 - 防衛施設としての役割: 古代山城は対外的な防衛拠点として機能し、特に北部九州から瀬戸内沿岸にかけての防衛政策に寄与した。 - 内政との関係: 近年の研究では、古代山城の築造が内政や政権構造の形成と強く結びついていることが示されている。 2. 古代山城...

1. 古代山城の重要性 - 防衛施設としての役割: 古代山城は対外的な防衛拠点として機能し、特に北部九州から瀬戸内沿岸にかけての防衛政策に寄与した。 - 内政との関係: 近年の研究では、古代山城の築造が内政や政権構造の形成と強く結びついていることが示されている。 2. 古代山城の分布と特徴 - 地域的分布: 瀬戸内及び西日本における古代山城の分布図が示され、各城の位置や名称が詳細に記載されている。 - 朝鮮式山城の影響: 古代山城の築造は朝鮮半島の城塞文化と関連があり、特に百済や高句麗の影響を受けている。 3. 歴史的背景 - 白村江の戦い: 663年の白村江の戦い以降、倭国は唐・新羅連合軍に大敗し、防衛政策を強化する必要が生じた。 - 防人制度の設置: その後、防人を設置し、国防体制を整備したことが記録されている。 4. 郡の成立と古代寺院の発展 - 多胡碑の意義: 多胡碑は郡の中心地の成立を示す重要な遺跡であり、古代の石碑研究において重要な役割を果たしている。 - 地方寺院の成立: 岐阜県関市の弥勒寺官跡群など、郡家の要素を備えた遺跡が発見され、地方における寺院の役割が強調されている。 5. 東大寺の建立と仏教文化 - 大仏造立: 聖武天皇の指導の下、東大寺で大仏が造立され、仏教文化の発展に寄与した。 - 国分寺制度: 全国に国分寺が設けられ、国家の安寧を祈るための宗教的な役割が強調されている。 6. 交通網と国際交流 - 駅制・伝馬制: 古代の交通網が発展し、地方支配の仕組みや国際交流の促進に寄与した。 - 渡来人の影響: 渡来人による文化や技術の導入が地方社会の発展に寄与したことが述べられている。 7. 蝦夷政策と地域支配 - 律令国家の北辺政策: 蝦夷との接触や支配を強化するための城柵の設置が進められ、蝦夷社会への影響が考察されている。 - 出羽国の建国: 出羽国の設立やそこでの移民政策が律令国家の領域拡大に寄与した。

Posted by ブクログ