商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2025/02/05 |
| JAN | 9784167923365 |
- コミック
- 文藝春秋
わたしの人形は良い人形(文庫版)
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わたしの人形は良い人形(文庫版)
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商品レビュー
3.9
9件のお客様レビュー
亀裂の割れ目の底から出て来るのだ 幽霊とは結局「無念」が姿を変えたものなのだと良く分かる 人間の感情とは、現代の最大の隘路なのかもしれない。
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「千引の石」「化野の…」「八百比丘尼」「わたしの人形は良い人形」の四篇収録の山岸涼子自選作品集。 表題の短編が一番怖い。まあ表題になるわけだ、と納得する恐怖です。終わりのない怪異。執念が取り憑いてしまった人形にまつわる怪異なのですが、延々と続くであろう怪異の存在として暗示されて...
「千引の石」「化野の…」「八百比丘尼」「わたしの人形は良い人形」の四篇収録の山岸涼子自選作品集。 表題の短編が一番怖い。まあ表題になるわけだ、と納得する恐怖です。終わりのない怪異。執念が取り憑いてしまった人形にまつわる怪異なのですが、延々と続くであろう怪異の存在として暗示されているのが嫌です。お母さんのような精神を持っていればいい、という解決法はあるのですが、怪異が存在しているということを認識してしまった時点で、その解決法が通用しなくなるのでどうにもならない。 誰かを犠牲にするしか解決できない、という怖さ。 人形からすると、寂しくないように友達を誘っているだけ、と言う善意が根底にあるのかな。だとすると、余計に怖さがますように思います。無邪気ゆえの邪気が一番怖い、と言うやつか。 「八百比丘尼」といえば日本でいう不老不死の代名詞ですが、それを伝奇でなくSFホラーに仕立て上げたのが、作者の腕前ということか。 今更ながら、八百比丘尼という名前が想像させる物語の強さに驚き、読み手の予想していたそれを覆してしてくれたことに嬉しくなりました。 嫌な話ですけどね、面白さが勝ちました。
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装丁的に小説だと思ってたら漫画だったww 馴染みのない絵柄だったから若干のめり込めず…。 ただメインの人形の話は、自分が人形が好きだから楽しく読みました。確かに怖い!読了後の後味がなんとも言えない…解説にも書いてある通り、「どうしようもない」。 久々にホラー読んだなぁ。(表紙...
装丁的に小説だと思ってたら漫画だったww 馴染みのない絵柄だったから若干のめり込めず…。 ただメインの人形の話は、自分が人形が好きだから楽しく読みました。確かに怖い!読了後の後味がなんとも言えない…解説にも書いてある通り、「どうしようもない」。 久々にホラー読んだなぁ。(表紙見た家族には引かれた)
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