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ソラリス(下) ハヤコミ

森泉岳土(著者), スタニスワフ・レム(原作)

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1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2025/01/22
JAN 9784152104007

ソラリス(下)

¥1,980

商品レビュー

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2025/02/14

下巻では、引き続き酉島伝法タッチのキャラクターが随所に出現する。3人の乗組員はそれぞれ秘密を隠しながら照射実験の打ち合わせを続ける。一方、形成物であるハリーは、人間と紛うことなき心を持つようになり絶望感で液体酸素自殺未遂まで起こすことで自分の正体を知ることになる。そしてスナウトに...

下巻では、引き続き酉島伝法タッチのキャラクターが随所に出現する。3人の乗組員はそれぞれ秘密を隠しながら照射実験の打ち合わせを続ける。一方、形成物であるハリーは、人間と紛うことなき心を持つようになり絶望感で液体酸素自殺未遂まで起こすことで自分の正体を知ることになる。そしてスナウトによりハリーは消え去ってしまう。コミックスのラストシーンは少し中途半端。何かのメッセージを以って締め括って欲しかった。原作に忠実という意図は理解できるが、少しぐらい自由度を上げても良いのではなかろうか。p149~p153の空白、要りますか? 今回あらためて、1961年に書かれた「ソラリスの陽のもとに」、1972年に映画化された「惑星ソラリス」を思い起こし、質の高い作品は今後も読み継がれ語り継がれるものなのだろうと朧気に感じ取っている。今後50年、いや100年200年も生き続けるSF作品となることは疑う余地もない。この様な普遍的な作品を創り出してくれたレムにはいくら感謝しても感謝しきれない。ありがとうございました。

Posted by ブクログ

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