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魔女だったかもしれないわたし キーディの物語
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魔女だったかもしれないわたし キーディの物語
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商品レビュー
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自閉症の主人公キーディは、一般の人みたいに人付き合いができない。 だけど間違いは間違いだと言える強さがある。 そんな彼女はいじめっ子退治請負を始めた。 周りと違ってもそれに臆さず、突き進める強さのキーディ。自閉症というとなんだか難解にも思えるが、キーディのように親友の代わりに怒...
自閉症の主人公キーディは、一般の人みたいに人付き合いができない。 だけど間違いは間違いだと言える強さがある。 そんな彼女はいじめっ子退治請負を始めた。 周りと違ってもそれに臆さず、突き進める強さのキーディ。自閉症というとなんだか難解にも思えるが、キーディのように親友の代わりに怒り、誰かの気持ちに寄り添えるって、人として素晴らしいなと思った。 もはや、一般の人々よりも強いのでは?
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言葉にならない、とても良かった。 定型発達に合わせて作られた社会で、少しでも違うことをすると、下に見られたり、からかいの対象にしてもいいと思われる。 いじめる側は「冗談のつもりだった」「笑って流せよ」「みんな(いじめられる側以外)が楽しんでるんだからいいじゃん」みたいな強者の圧力...
言葉にならない、とても良かった。 定型発達に合わせて作られた社会で、少しでも違うことをすると、下に見られたり、からかいの対象にしてもいいと思われる。 いじめる側は「冗談のつもりだった」「笑って流せよ」「みんな(いじめられる側以外)が楽しんでるんだからいいじゃん」みたいな強者の圧力は本当に苦しいし、でも実際身の回りに溢れている。 そんな社会の中で、はみ出さないように、普通を演じて生きていかなければならない苦しさ。 自閉には自閉の見えている世界、生きやすいやり方があり、それはどちらが上とか下とかではないのにどうして彼らばかり無理して合わせなければならないのか。 多数派に都合のいい社会だとしたら、そこで生きづらい人々に少しくらい合わせてくれても良いじゃないか。 全ての人が100%満足できる社会は難しくても、全員が70%くらい満足できて30%は歩み寄る社会にしていくことは出来ないのだろうか。そういう社会にしていくのが私たちの仕事じゃないか。 もう一度、今度はキーディに注目して前作を読み直そうと思った。
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