商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2024/12/24 |
| JAN | 9784101069104 |
- 書籍
- 文庫
つゆのあとさき・カッフェー一夕話
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つゆのあとさき・カッフェー一夕話
¥605
在庫あり
商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
時代背景が全然ちがくて、分からないことだらけ。 コモン・センスが分からないのにすごく引かれてしまって、このつゆのあとさきの時代にいるみたいな気さえしてました。 小説は進んでいくのに、巻き戻したくなったり、舞台から降りた登場人物のその後を追いたくなったり。 そしてとにかく主人公の女...
時代背景が全然ちがくて、分からないことだらけ。 コモン・センスが分からないのにすごく引かれてしまって、このつゆのあとさきの時代にいるみたいな気さえしてました。 小説は進んでいくのに、巻き戻したくなったり、舞台から降りた登場人物のその後を追いたくなったり。 そしてとにかく主人公の女給さんに一定の理解と不理解をもちながら、なんだかほんとに、愛さずにいられなかったです。 小説の終わりまで、ぶじでいてくれてありがとう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
銀座の有名カッフェー「ドンフワン」でトップをはる女給・君江はうぶで素人のような雰囲気ながら二股三股も平気な女。そんな彼女の周囲でストーカーのような出来事が…。しかし君江は相も変わらず天性のあざとさで男たちを翻弄していく。「つゆのあとさき」。 永井荷風が女給・お蔦の身の上話を聞き取った小品。「カッフェー一夕話」。 永井荷風ははじめて読んだ。『つゆのあとさき』って題名のイメージとは違う作品。とても面白かった。男たちを翻弄する君江が良い。昭和6年にこんな作品があった事もビックリ。
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今年の梅雨はいったいどこへ行ってしまったのか。 真夏日ばかりが続く……と思っていた矢先の、心地よい涼風が立つ日にようやく読了。『つゆのあとさき』ってタイトルは、爽やかなのになんとも艶やかだなぁ。 〈あざとく、かしこく、したたかに。愛も俗世も軽々と飛び越えた銀座の女給・君江を描く、...
今年の梅雨はいったいどこへ行ってしまったのか。 真夏日ばかりが続く……と思っていた矢先の、心地よい涼風が立つ日にようやく読了。『つゆのあとさき』ってタイトルは、爽やかなのになんとも艶やかだなぁ。 〈あざとく、かしこく、したたかに。愛も俗世も軽々と飛び越えた銀座の女給・君江を描く、キレッキレの悪女小説!!〉と帯に書いてあったけど、"悪女"という言葉から連想されるような妖艶な感じはなかった。 銀座の有名カッフェー「DONJUAN(ドンフワン)」に在籍しているようで、当時のカッフェーとは今でいうキャバクラとかラウンジに似たところのよう。 百戦錬磨でも、いまだにうぶで素人っぽくて可憐で小生意気な感じがするところがウケるのかな。 君江の振る舞いや恋の駆け引きのほか、ときおり書かれる情景描写の美しさなどが個人的には印象に残る。君江の客である清岡進の内縁の妻・鶴子と、進の父親とのあいだには、やけにゆっくりした時間が流れているようで、そのやや妙な関係のおだやかさが好ましかった。 巻末には、川端康成と谷崎潤一郎による書評まで収録されていて豪華。けっこう辛辣なことが書かれていて笑ってしまった。
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