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ささやきの島
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ささやきの島

フランシス・ハーディング(著者), 児玉敦子(訳者), エミリー・グラヴェット(絵)

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ささやきの島

2,420

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2024/12/18
JAN 9784488011420

ささやきの島

¥2,420

商品レビュー

4.3

15件のお客様レビュー

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2025/10/30

出てすぐに読んだのに登録しわすれてた。 表紙も、なかの絵も美しくて、本の姿もすばらしい1冊。 こんど読み返そう。

Posted by ブクログ

2025/08/28

『嘘の木』を読んだ以来大好きな作家さん。(そういえば嘘の木をむさぼるように読んだのも真夏の台風の夜。停電に供え枕元に懐中電灯を置いた。おかげで全然台風が怖くなく、それから台風来襲の夜には読書が必至となった)ブクログさんのレビューで知り、ハーディング,フランシスさんの描くファンタジ...

『嘘の木』を読んだ以来大好きな作家さん。(そういえば嘘の木をむさぼるように読んだのも真夏の台風の夜。停電に供え枕元に懐中電灯を置いた。おかげで全然台風が怖くなく、それから台風来襲の夜には読書が必至となった)ブクログさんのレビューで知り、ハーディング,フランシスさんの描くファンタジーに期待が高まり胸が躍る。 主人公マイロの父は死者の魂を船に乗せて送り届ける渡し守をしている。島の住人は死者が出るとその靴を渡し守のところに持っていく。どこかにある風習なのだろうが、死者の靴を持っていくという設定に射落とされた。そうしないと靴を履いた死者が島じゅうをさまよい歩いてしまうからだ。ある日領主の娘が亡くなる。ところが領主は娘の死を受けいれられずに、渡し守から靴を取りもどし魔術師の闇のまじないで娘を蘇らせようとする。渡し守であるマイロの父はできないと拒否して領主の手の者に殺されてしまう。後継ぎとされる兄も監禁され、マイロが父のかわりに船を出すことになった。 かねてから父はマイロを他人の気持ちを考えすぎるところがあり、「死者を扱う渡し守には向いていない」と思っていた。私もある意味で父親に同調し頷ける部分がある。こういう仕事は淡々としていた方が送る側も送られる側も楽なのではと考えるからだ。悲しみに打ちひしがれていてもいつか人は振り切って先に進まねばらねばならない。その時にやさしく寄り添われたら、私だったら悲しみの渦に再び巻き込まれて溺れてしまいそう。むしろ冷たく突き放された方が強くなれる。そう思うのは老婆心だろうか? しかし、物語の後半になりマイロの遺族や死人に配慮する暖かい心が、父とは違う渡し守としての長所になって描かれていた。色んな形の葬儀があって良いのだろう。 物語はこれで終わらない。 一見娘を愛していたかのような領主は独りよがりの愛情を注いでいた父親だった。領主にとって、娘は可愛いいお人形のような存在、悲しいことに所有物でしかすぎなかった。実際の娘を真正面から見ずに盲目的な一方通行の愛情を注いでいただけ。 父を亡くしたマイロと亡くなった領主の娘ー、どちらの親子関係が愛情深かったのかと比べるつもりはないけれど・・・。 グラヴェット,エミリーさんの挿絵も素敵です!

Posted by ブクログ

2025/05/17

死者の魂を乗せる船の渡し守を父に持つマイロは、父から「お前は渡し守に向いていない」と言われ後を継ぐのを諦めかけていた。ところがある日、死んだ娘を生き返らせようと領主がマイロの家にやってきて、父を殺してしまい、マイロしか船を出せなくなった。父から教わったことを思い出しながら、マイロ...

死者の魂を乗せる船の渡し守を父に持つマイロは、父から「お前は渡し守に向いていない」と言われ後を継ぐのを諦めかけていた。ところがある日、死んだ娘を生き返らせようと領主がマイロの家にやってきて、父を殺してしまい、マイロしか船を出せなくなった。父から教わったことを思い出しながら、マイロは初めての渡し守としての務めに出る。 静かな語り口の物語で、言葉が心に染み込んでくるようだった。逃走劇であり、争いや葛藤もあるので動的なシーンはいくつもあるのだけど、印象はとても静かで凪の海のような物語。

Posted by ブクログ