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狂った世界 新潮新書1071
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狂った世界 新潮新書1071

百田尚樹(著者)

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狂った世界 新潮新書1071

968

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2024/12/18
JAN 9784106110719

狂った世界

¥968

商品レビュー

3.7

14件のお客様レビュー

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2025/12/05

ニュースで取り上げられる内容は、強く印象に残りやすい。こうした強い印象から「十把一絡げ」に物を言うのが百田尚樹の論調であり、それは痛快でもあるが品に欠くものでもあり、時にクリーンヒットにもなるが、凡打となる場合もある。 本書の内容は、何となく聞いたことがあるニュースだったり、ど...

ニュースで取り上げられる内容は、強く印象に残りやすい。こうした強い印象から「十把一絡げ」に物を言うのが百田尚樹の論調であり、それは痛快でもあるが品に欠くものでもあり、時にクリーンヒットにもなるが、凡打となる場合もある。 本書の内容は、何となく聞いたことがあるニュースだったり、どうでも良い週刊誌ネタの珍事件であったり。珍事件は事例が少ないから珍事件なのだが、それを敷衍してどうこう、という言説には時々ついていけない所もある。 ― 苦情が殺到し、その対応で役所の業務が停滞していることが報じられると、今度は逆に「頑張ってください」や「気にしなくて大丈夫ですよ」といった電話がかかってくるというのですから何か一言"言いたい人のなんと多いことか。こちらはいたずら電話にも似た苦情よりは随分マシですが、この電話もまたあまりに多いと業務に支障をきたします。「わたしは動物愛護精神にあふれた優しい人」「わたしは役所の職員を慮ることのできる優しい人」と、どちらも当の本人は正義のつもりでやっているのでしょうが、周囲の迷惑となるその行為はただの自己満足でしかありません。 上記のような、「何かひと言いいたい人」が鬱陶しいという論調は良く分かる。これもどれだけの支障なのかが不明なので何とも言えず、仮に電話が多ければ邪魔だよね、というただの感想に過ぎないわけだが。 ― 広島拘置所で16年以上監視カメラがある居室に収容されているのはプライバシー権などの侵害で違法だとして、強盗殺人罪などで死刑が確定した70歳の男性死刑囚が国に2112万円の損害賠償を求めて広島地裁に提訴した裁判の第1回口頭弁論で、国は請求棄却を求めました。この死刑囚は2007年に死刑判決が確定しています。それから16年以上執行しないで挙句の果てに"待遇が悪い”と訴えられるのです。 上記は、圧倒的大多数の人は同じ境遇に置かれようのないニュースだが、単に外から賛否評論、あるいは単なる嫌悪感を焚きつけるような事例紹介。この‟単に嫌悪感を焚きつける“とか‟自分が感じた不快感をまき散らして読者の共感を得たい”というやり口が、百田尚樹だという気がする。楽しいが、薄味。ただの愚痴も多く、疲れる。

Posted by ブクログ

2025/08/10

平等とか公正とかを突き詰めるあまり、世の中はどんどん窮屈に非常識になっているなあとおもっていたので、共感できる内容が多々あった。 でも、それだけかな。面白く楽しく読ませていただきました、という感じ。

Posted by ブクログ

2025/07/23

本の内容としては世の中のおもしろニュースを集めたようなものでした。 こう言った珍事件を見聞きした際に、自分ならどう感じどう行動するか、をちゃんと考えていきたいと思います。 今の日本にはとんでもない事件を起こす類か、無害に黙ってスマホと睨めっこしている類か、そればかりになってし...

本の内容としては世の中のおもしろニュースを集めたようなものでした。 こう言った珍事件を見聞きした際に、自分ならどう感じどう行動するか、をちゃんと考えていきたいと思います。 今の日本にはとんでもない事件を起こす類か、無害に黙ってスマホと睨めっこしている類か、そればかりになってしまいましたが、そんな人たちばかりでどうやって世の中が良くなっていくのか、ちょっと想像もつきません。

Posted by ブクログ