
- 新品
- 書籍
- 新書
- 1226-26-01
小牧・長久手合戦 秀吉と家康、天下分け目の真相 角川新書

1,210円
獲得ポイント11P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2024/12/10 |
JAN | 9784040824949 |
- 書籍
- 新書
小牧・長久手合戦
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
小牧・長久手合戦
¥1,210
在庫なし
商品レビュー
4.5
3件のお客様レビュー
また凄い大作、取り上げた作品が少ない小牧長久手合戦を最新の研究を取り入れ豊富な史料をもとに丁寧に解説している。 徳川家譜代が三方ヶ原、長篠、小牧長久手、大坂の陣を重要な戦いとみなしていた。関ヶ原では多くが秀忠とともに信濃にあり、本戦には参加していなかったし。そして天下分け目の戦い...
また凄い大作、取り上げた作品が少ない小牧長久手合戦を最新の研究を取り入れ豊富な史料をもとに丁寧に解説している。 徳川家譜代が三方ヶ原、長篠、小牧長久手、大坂の陣を重要な戦いとみなしていた。関ヶ原では多くが秀忠とともに信濃にあり、本戦には参加していなかったし。そして天下分け目の戦いとしても、後知恵で見る関ヶ原と違い、小牧長久手のほうが、織田体制で勝者が天下人になることが明確に予想されていたことから、歴史的な重みがあることがわかった。信雄と秀吉の主従関係がいかに入れ替わったかが理解できた。また、長久手で徳川が戦術的勝利を収め、それが後々天下人になるまで家康のポジションに有利に働いていたが、戦略的にはジリ貧で秀吉が押していたこともわかった。 それと意外に気になる人物が活躍していた。たとえば茶人として知っていた佐久間信栄、秀吉が憎むぐらいに信雄配下で活躍しているし、安藤直次も名を挙げ、滝川一益も秀吉方で頑張っている。調略した従兄弟を捨てて自分は助かってるのがしょうもないが。
Posted by
1. 小牧・長久手合戦の背景 - 本書では、小牧・長久手合戦の著作が存在しない理由を、戦国時代の複雑な政治・軍事動向と織田体制内の多様な駆け引きに求めている。 - 本能寺の変から家康の上洛、秀吉への臣従に至るまでの約4年間の状況が合戦の重要な背景を形成している。 2. 合戦の重...
1. 小牧・長久手合戦の背景 - 本書では、小牧・長久手合戦の著作が存在しない理由を、戦国時代の複雑な政治・軍事動向と織田体制内の多様な駆け引きに求めている。 - 本能寺の変から家康の上洛、秀吉への臣従に至るまでの約4年間の状況が合戦の重要な背景を形成している。 2. 合戦の重要性 - 小牧・長久手合戦は「天下分け目の戦い」として、関ヶ原の戦いと比較される重要な戦いである。 - この合戦は、織田信長の政権の存続か、秀吉による政権の確立かという歴史的な分岐点を意味している。 3. 織田体制の成立と再編 - 信長の葬儀を巡る権力闘争が織田家内部で発生し、秀吉が葬儀を実施したことが合意されている。 - 信雄が織田家の家督に就任したことで、政局の主権が信雄と秀吉に移り、信孝と柴田勝家との対立が激化。 4. 合戦の経過 - 小牧山城を本陣とする織田・徳川連合軍と、秀吉軍が対峙し、各軍が築いた城砦の配置が説明されている。 - 合戦が始まると、両軍はそれぞれの戦略に基づいて部隊を配置し、戦局が展開される。 5. 地形と軍の布陣 - 小牧・長久手合戦の地形が戦局に与えた影響について詳細に分析されている。 - 両軍の布陣図と地形の特徴が記載され、秀吉軍が敵の側面を突かなかった理由が考察されている。 6. 合戦の結末 - 最終的に合戦は長久手に移り、伊勢松ヶ島城の攻略を経て、秀吉軍の勝利に繋がる。 - 合戦後の状況と影響についても述べられており、織田体制の崩壊に繋がる重要な出来事であった。 7. 主要な人物とその役割 - 信雄、信孝、秀吉、家康など、合戦における主要な人物とその行動が詳細に記述されている。 - 各人物の政治的動きや合戦における戦略が、結果にどのように影響したかが分析されている。 8. 戦局の転換 - 戦局がどのように変化したか、特に三河中入計画の決定とその実施が合戦に与えた影響が強調されている。
Posted by
小牧・長久手の戦いは歴史の授業で必ず出てくるが、あっさりとしか書いてなく、戦い自体は引き分けだったが、なんやかんやで秀吉が家康を従えることに成功したという認識しかなかった。 だが著者は、小牧・長久手の戦いは織田体制の崩壊こそが本筋で、家康は織田家との同盟に従って行動したと見てい...
小牧・長久手の戦いは歴史の授業で必ず出てくるが、あっさりとしか書いてなく、戦い自体は引き分けだったが、なんやかんやで秀吉が家康を従えることに成功したという認識しかなかった。 だが著者は、小牧・長久手の戦いは織田体制の崩壊こそが本筋で、家康は織田家との同盟に従って行動したと見ている。 もちろん、これも著者の説であり、今後の研究が待たれるところではあるが、興味深い内容であった。
Posted by