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声優ラジオのウラオモテ(#12) 夕陽とやすみは夢を見たい? 電撃文庫
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声優ラジオのウラオモテ(#12) 夕陽とやすみは夢を見たい? 電撃文庫

二月公(著者), さばみぞれ(イラスト)

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声優ラジオのウラオモテ(#12) 夕陽とやすみは夢を見たい? 電撃文庫

814

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2024/12/10
JAN 9784049159882

声優ラジオのウラオモテ(#12)

¥814

商品レビュー

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2025/01/16
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※このレビューにはネタバレを含みます

ああ、涙が、涙が止まらないよう! なにこれ、神回じゃん! 感情を揺さぶられすぎて痛い痛い。 ほんとすごかった。 由美子の夢、プリティアへの挑戦回。 前半のオーディションに向かうまでの高揚感で、それはもうワクワクした。 彼女がオーディションで、ティアブレイブハートを演りますではなく、ティアブレイブハートですと宣言するのは、もう成り切っている証拠なのだ。 でも、まあ、そんな簡単に合格したりしないだろうなと思っていたので結果に驚きはなかったのだけど、驚いたのはその後の展開。 まさか落選だけでなく、絶対プリティアになれない残酷な選択を迫られるとは!その落差の大きさにビックリ。 そこからの絶望に落ち込む由美子をなんとかしようとする千佳の姿は一巻の裏返しで、この話はある意味、一巻へのアンサーストーリーなのだ。 この辺りから読んでて涙が止まらなくなってきた。どうなるんだろうと言う不安。青春物語でよくある、何かを失う事で大人になると言う王道展開になるんだろうか? でも、それは声優ラジオには絶対似合わない。だっていつだって人生を賭けて絶望的な困難を乗り越えてきたのがこの物語だもの。 先輩声優たちの励ましに由美子が感極まる場面にこちらも涙し、由美子の魂の演技に心を打ち付けられる。 そして彼女が涙ながらに言うこの悔しさも悲しみも全て演技に変えて、私は絶対プリティアになるから。そう、その言葉を聞きたかったのだ。 そしてラスト。まあ、そう言う事だよね。と読者を安心させてくれる配慮が憎い。 あー、いろんな感情を持っていかれたー。すごかった。 それにしても、これこの後どうするのとは思うけど^^

Posted by ブクログ