商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2024/12/06 |
| JAN | 9784120058608 |
- 書籍
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大観音の傾き
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大観音の傾き
¥2,090
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商品レビュー
4.4
8件のお客様レビュー
仙台の郊外に実在する高さ100mの白亜の大観音像。その像が傾いて危険だと騒ぐ住民と、事なかれ主義で対応する市役所の担当者と課長。最初の方を読んでいると、何だかあり得ない様な設定と、変なリアクションの登場人物に「何だこの作家は、ド素人か?」という印象。ところが、半ばあたりからガラッ...
仙台の郊外に実在する高さ100mの白亜の大観音像。その像が傾いて危険だと騒ぐ住民と、事なかれ主義で対応する市役所の担当者と課長。最初の方を読んでいると、何だかあり得ない様な設定と、変なリアクションの登場人物に「何だこの作家は、ド素人か?」という印象。ところが、半ばあたりからガラッと変わります。 バックに流れる3.11の記憶。声高に叫ぶわけでもなく、静かな諦念の中で語られる震災体験者たちの言葉は、穏やかながら非常に深く、心に染み込んできます。そして大観音が抱くの慙愧の念。 シュールがリアルに、リアルがシュールに切り替わりながら進む物語は、この作家さんの特徴でしょうか。 独特のユーモアをまとった、なんだか不思議な、しかし良い物語でした。
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何をきっかけに手に取ったのか覚えていないが、新しい形の3,11小説だと思った。大観音が傾いてるのではという、真偽不明のアイディアが秀逸で、予想を裏切る展開に次ぐ展開で、最後まで興味深く読むことができた。セリフや描写もとてもよくできていて、震災を生きた人々の息吹が随所に感じられて、...
何をきっかけに手に取ったのか覚えていないが、新しい形の3,11小説だと思った。大観音が傾いてるのではという、真偽不明のアイディアが秀逸で、予想を裏切る展開に次ぐ展開で、最後まで興味深く読むことができた。セリフや描写もとてもよくできていて、震災を生きた人々の息吹が随所に感じられて、心が揺さぶられた。縁あって出会ってよかったと思える、とても素敵な小説だった。
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え、山野辺太郎さん、めっちゃ最高じゃないですか!?東北の丘の上にぽつんと建てられた巨大な大観音。傾いているのか傾いていないのか。観音様の心の声。傾きを治そうと日々台座の龍を押し続ける住民たち。役所の若者。書類上は存在しない街に一人暮らし続けるおじいさん。淡々と、ときにユーモラスに...
え、山野辺太郎さん、めっちゃ最高じゃないですか!?東北の丘の上にぽつんと建てられた巨大な大観音。傾いているのか傾いていないのか。観音様の心の声。傾きを治そうと日々台座の龍を押し続ける住民たち。役所の若者。書類上は存在しない街に一人暮らし続けるおじいさん。淡々と、ときにユーモラスに、感傷的になりすぎないけど心にぐっとくるお話。
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