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帝国で読み解く近現代史 中公新書ラクレ827
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帝国で読み解く近現代史 中公新書ラクレ827

岡本隆司(著者), 君塚直隆(著者)

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帝国で読み解く近現代史 中公新書ラクレ827

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2024/12/06
JAN 9784121508270

帝国で読み解く近現代史

¥1,155

商品レビュー

4.4

8件のお客様レビュー

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2026/06/01

対談なので読みやすい。 また、一定程度歴史を学んだ人には既知のことも出てくるけど、いくつもの気づきを与えてくれる発言に接することができた。

Posted by ブクログ

2026/05/24

まず帝国=悪がウィルソン大統領から来たというのが、なるほどだった。だいたい近現代のおかしいと思うことにはアメリカという珍妙な国家が絡んでいる。 帝国の定義を多民族統治の形態としたとしても、古代以来の帝国と、近代のヨーロッパの帝国は完全に違う形態だし、現代のロシアや中国、アメリカ...

まず帝国=悪がウィルソン大統領から来たというのが、なるほどだった。だいたい近現代のおかしいと思うことにはアメリカという珍妙な国家が絡んでいる。 帝国の定義を多民族統治の形態としたとしても、古代以来の帝国と、近代のヨーロッパの帝国は完全に違う形態だし、現代のロシアや中国、アメリカもまた違う。 言いはじめれば、シナ王朝とローマ帝国、オスマントルコなどイスラム帝国も違うが。 私見では、皇帝と臣民だけを考え、民族、宗教をその他の要素とするのが純粋な帝国ではないか。 ヨーロッパの植民地は、国民国家が大きくなっただけで帝国ではないだろう。 オスマントルコは、皇帝の妻が他民族ばかりで、親衛隊のイェニチェリも他民族というのは帝国の典型か。 ソ連邦もスターリンはグルジア人であり、それに近いのかも。 近現代の悲劇は、国民国家肥大化の似非帝国が世界に広がったことと、その結果ナショナリズムが盛り上がり、更にそれを焚き付けるアメリカが力を持ったこと。 宗教にはまだ信仰を選べるが、民族は選べない分ナショナリズムはタチが悪い。 帝国とは民族という縛りから逃れる一つの知恵だったのだが、現代では完全に壊れてしまった。 それでも各種事情で必死で取り繕っているのがロシアや中国。しかし、民族自決という幻想が収まらない限り、難しい道となりそうだ。

Posted by ブクログ

2026/04/19

歴史学の権威と言えるであろうお二人(同じ著者であることに後から気づいたが、君塚先生の『物語イギリスの歴史』も面白く、かつ分かりやすかった)による対話形式なので、読みやすいが、話がどんどん展開していって情報量も多く、ページ数に比して非常に読み応えがあった。今流れているニュースだけで...

歴史学の権威と言えるであろうお二人(同じ著者であることに後から気づいたが、君塚先生の『物語イギリスの歴史』も面白く、かつ分かりやすかった)による対話形式なので、読みやすいが、話がどんどん展開していって情報量も多く、ページ数に比して非常に読み応えがあった。今流れているニュースだけではなかなか理解できない各国の意図を知れたのは大変有益だった。 また別の見方もあるのだろうが、たとえ浅くとも自分の理解をまとめておくと、、 ・中国が台湾にこだわるのは、「ひとつの中国」を体現しないと元々多民族国家で本当はバラバラで示しがつかなるなるから ・ロシアがウクライナにこだわるのは、ナポレオンやヒトラーから攻め込まれたから ・アメリカはいつも極端に振れるので、トランプさんがやっているのも珍しいことではない!?(私見だが、二大政党制が過ぎるのかもしれない) 帯にある、国民国家=善では確かにないかもしれないが、帝国はやっぱり悪なような。。というより、建前上、国民国家なのだが、上記のような理由で権威主義的に振る舞わざるを得ず(と諦めてしまうのも良くないが)、帝国は現代でも生きているということか。

Posted by ブクログ

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