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まるで渡り鳥のように 藤井太洋SF短編集 創元日本SF叢書27
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まるで渡り鳥のように 藤井太洋SF短編集 創元日本SF叢書27

藤井太洋(著者)

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まるで渡り鳥のように 藤井太洋SF短編集 創元日本SF叢書27

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2024/11/29
JAN 9784488018474

まるで渡り鳥のように

¥2,090

商品レビュー

3

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2026/08/25
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※このレビューにはネタバレを含みます

この人のSFアイデアはどこから湧いてくるのだろう?長編も良いが、アイデアを凝縮している短編はもっといい。近未来のガジェットの使い方も秀逸。初出が中国だったり、アメリカだったり韓国だったり、国際色豊か。特に中国からの依頼で書き上げた作品は舞台や登場人物が中国なので、中国人作家のようである。 以下ネタバレ含む備忘録 ヴァンテアン:ヒトタンパク質を構成するアミノ酸の21個目を発明したら・・・フランス語の21という題名。バイオ特許は自然に存在するものには効かない 従卒トム:幕末に米国から派遣されて屍者のお話 おうむの夢と操り人形:オウム返しでも役に立つ。今のAIチャットはオウム返し以上だから大変役に立つ。 まるで渡り鳥のように;春節の帰省をヒントに量子力学で離れ離れの恋人たちが再会する 晴れあがる銀河:銀河英雄伝説のトリビュート。帝国は出自が大事 距離の嘘:新型感染症対策と大国の侵入からの防衛 羽を震わせて言おう、ハロー:宇宙船自体が異星に意思をもって航行する 海を流れる川の先:1609年海流を使って薩摩の琉球侵攻に抗う奄美の少年 落下の果てに:太陽フレア事故時に作業員がシールドを下ろさなかった理由は?宇宙の息吹を感じたから・・・ 読書家アリス:小説がAI作か人間作かを見分けるAI。人間らしさを学習するには、たくさん読め 祖母の龍:奄美大島の海流が太陽フレアに置き換わって、帆を使ってフレアを乗り切る。解説によると紬の着物柄は龍郷柄と秋名バラらしい。

Posted by ブクログ

2025/01/18

11編からなるSF短編集。AI、パンデミック、宇宙など様々なテーマのSFが読める。短編だからか、途中説明らしいパートがないため、?となることもそれなりにあったので、ある程度SFを読み慣れていないととっつきにくいかもしれない。「祖母の龍」はあらためて長めの作品でまた読んでみたいと思...

11編からなるSF短編集。AI、パンデミック、宇宙など様々なテーマのSFが読める。短編だからか、途中説明らしいパートがないため、?となることもそれなりにあったので、ある程度SFを読み慣れていないととっつきにくいかもしれない。「祖母の龍」はあらためて長めの作品でまた読んでみたいと思った。

Posted by ブクログ

2025/01/03

 図書館から借りた本。早く文庫に落ちてくれー!大切に一編ずつ読んでいたら、返却日が来てしまった。  短編集。11編。中国で発表された物が多いせいか、登場人物も物語の設定も、中国人あるある。考え方も、中国的な、って、藤井太洋は奄美の人のはず。『マン・カインド』は南米のチェ・ゲバラ...

 図書館から借りた本。早く文庫に落ちてくれー!大切に一編ずつ読んでいたら、返却日が来てしまった。  短編集。11編。中国で発表された物が多いせいか、登場人物も物語の設定も、中国人あるある。考え方も、中国的な、って、藤井太洋は奄美の人のはず。『マン・カインド』は南米のチェ・ゲバラに傾倒する人の話だったし、きちんと勉強して描いているんだろう。 ・ヴァンテアン〜21個目の××。サラダコンピュータ。大腸菌は怖い。 ・従卒トム〜『アンクル・トムの小屋』がモチーフのように語られているが、『薄桜鬼』のスピンオフと言われたら、信じてしまいそう。羅刹はフランスから来てるしね。こちらが後追いなので、もしかしたら…? ・おうむの夢と操り人形〜うっ、私もおうむ返ししているかも。某戦場カメラマンもそうだったような。神林長平の『言壺』ってこの手のテーマだった。しかし、このパドルとワゴット、C -3POとR2-D2を髣髴とさせるビジュアルすぎないか? ・まるで渡り鳥のように〜日本人もお盆の帰省とかあるよねー。自分のホームは地球だと思い込む人たちの群れ。ありそう。 ・晴れ上がる銀河〜!買った筈。積読だった。この短編だけ先に読んでしまった。 ・距離の嘘〜パンデミック物?最後が救い? ・羽を震わせて言おう、ハロー〜『太陽風交点』だったかな?昔読んだSFを思い出した。 ・海を流れる川の先〜ニライカナイがあるという。断食したお坊さん流す奴。 ・落下の果てに〜啓示を得てしまった? ・読書家アリス〜AIで作った文章って今はまだわかるけど、区別がつかなくなった先に、AIなら区別できるって、逆説的。 ・祖母の龍〜藤崎慎吾の『ハイ・ドゥナン』を思い出した。いや、どちらかというと、有川浩の『アンマーとぼくら』か。宗教怖い。  『公正的戦闘規範』のように、長編に化ける物もあるのかも。この作者さんの書く特別な人とその人と関わっていく平凡な人の視点が好きだ。

Posted by ブクログ

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