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呪いのシンプトム
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呪いのシンプトム
¥847
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商品レビュー
4.1
30件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
小鳥遊が外科医を辞め、内科医になった動機がこの巻で初めて明かされる。小鳥遊の恩師である外科医の不審な死、一度は癌による死亡と小鳥遊本人が死亡診断書を書いたが火葬後の骨上げの最中に頭蓋骨の中から発見された弾丸の痕跡から事件の影が見え隠れする。鷹央から、この「正解のない問題」を解く資格があるのはお前だけだと言われ、一人でこの事件の真相に向かい合う小鳥遊。この事件の結末が決断が本当に正解なのかどうかは解らないが、小鳥遊には辛い結果になったと思う。もし自分だったらどうしたのか考えさせられる内容だった。
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水神の祟り。化け猫の憑依。頭蓋骨から消えた銃弾。 まるで「呪い」が引き起こしたかのような数々の謎を前にして、天才医師・天久鷹央が下した「診断」とは!? ……そして推理の結果、小鳥遊の恩師が死んだ事件を「正解のない問題」と言い放ち、自ら手を引くと語った真意は? 二重三重に仕掛けられ...
水神の祟り。化け猫の憑依。頭蓋骨から消えた銃弾。 まるで「呪い」が引き起こしたかのような数々の謎を前にして、天才医師・天久鷹央が下した「診断」とは!? ……そして推理の結果、小鳥遊の恩師が死んだ事件を「正解のない問題」と言い放ち、自ら手を引くと語った真意は? 二重三重に仕掛けられた伏線と驚きの展開、その結末や如何に! 現役医師が描く、本格医療ミステリー!
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3つのカルテ(短編のような編成)が最後プロローグで提示された謎につながっていく巻でした。 一つ目の謎は水神様にたたられるという女性。母もそれを信じており、その家が代々使っていた井戸には気味の悪い絵がある。女性はもともと精神科外来で天医会総合病院を受診しており、抗精神病薬はすでに処...
3つのカルテ(短編のような編成)が最後プロローグで提示された謎につながっていく巻でした。 一つ目の謎は水神様にたたられるという女性。母もそれを信じており、その家が代々使っていた井戸には気味の悪い絵がある。女性はもともと精神科外来で天医会総合病院を受診しており、抗精神病薬はすでに処方されていた。 2つ目は闇に光る目の謎。カッパの目撃情報を寄せた少年が再登場。学童で会う少年が様子がおかしい。きっと化け猫に乗っ取られたんだ! 3つめがこの巻の一番の謎、小鳥の外科の恩師で癌に侵された浮雲が亡くなり、小鳥が死亡診断書を書くが、焼いた後の眉間には弾丸で撃たれたような穴があった。 いつ軽犯罪でしょっぴかれてもおかしくない探偵チームになってしまった3人組ですが、ネタがいつも素人だと知りもしない症状がもとになっていたりするので、面白く勉強しながら読んでいます。私は浮雲先生の結末は受け入れがたい方です。小説だから、とりあえず、よし。だけど、共感する面白さは減。
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