呪いのシンプトム の商品レビュー
三編。「水神の祟り」は、SLEの疾患が取り上げられた。自分も発症した病で、典型的な症状は納得できたが、精神症状がこれほど極端に出るケースがあるのか疑いたくなった。ストーリーを面白くするためにであれば、鼻白らむ話だ。「透過する弾丸」もフィクションにすぎる感じだ。警察の判断、小鳥遊の...
三編。「水神の祟り」は、SLEの疾患が取り上げられた。自分も発症した病で、典型的な症状は納得できたが、精神症状がこれほど極端に出るケースがあるのか疑いたくなった。ストーリーを面白くするためにであれば、鼻白らむ話だ。「透過する弾丸」もフィクションにすぎる感じだ。警察の判断、小鳥遊の師に対する処置について、乱暴な結末の気がする。2026.4.20
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いつもハラハラドキドキさせられているシリーズだが、今回は人間のドラマ要素が強い話で感動した。小鳥遊先生の恩師が登場し、小鳥遊先生の内科医になった理由やトラウマが描かれ、彼が鷹央先生の元で働くようになった経緯をもっと知りたくなった。どんどん診断技術が身についていると同時に、事件解決のため犯罪まがいのことに手を染める抵抗も薄くなってきている気がする笑。いつも鷹央先生と一緒になってからかっている鴻ノ池が、彼が鬱病を経験した過去を察する場面が印象に残った。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今回は、統括診断部のチームとしての一体感と鷹央の小鳥遊への信頼が表現されている作品だった。 小鳥遊の恩師である浮雲新一が「皮膚を貫く透明な弾丸」で殺された。統括診断部が調査に当たり、鷹央が真相を見抜くが、それは『正解のない問題』であった。真相解明は小鳥遊一人の手に委ねられた… 事件の真相は、最初に違うだろうと思って除外しているものであり、いいどんでん返しであった。しかし、犯人の動機も考えるのが難しいものであった。法律では罰されるが、果たしてそれが正しいことなのか。その判断こそが、『正解のない問題』であった。 事件を起こしてしまった人の気持ちを考えることも時には大切であると気付かされた。 統括診断部のこれからについても、結束力が高まっているので楽しみだ。
Posted by
相変わらず面白い‼️ 3編の短編集ですが、「通過する弾丸」がメインのお話し。それぞれ、最後までその謎が分からず楽しめました。またドラマに使えるお話しかなぁ、、 ドラマ化Part2に期待です。
Posted by
短編3つ。コトリが昔、お世話になった先輩のお話、良かったです。コトリを見守る、天久先生。2人は、相変わらず、お決まりの、意味のない口論してるけど、それが、ほのぼの、良い感じ。私は、天久先生とコトリとコウノイケのトリオのファンだから、楽しんでいます。オーディブルで聴けるのは、あと1...
短編3つ。コトリが昔、お世話になった先輩のお話、良かったです。コトリを見守る、天久先生。2人は、相変わらず、お決まりの、意味のない口論してるけど、それが、ほのぼの、良い感じ。私は、天久先生とコトリとコウノイケのトリオのファンだから、楽しんでいます。オーディブルで聴けるのは、あと1冊、19のみになった。終わらないで〜。寂しい。ゆっくり読みたいけれど、読み始めると、止まらないんだよね。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
4.5 天久シリーズ18弾 面白かったー 1、水神様の祟り? 口から水が噴き出し、体中に手の跡が… 全身性エリテマトーデス。 2、猫に取り憑かれた少年 以前カッパを見たということで登場した少年が友達が猫に取り憑かれていると相談。 その子の目はまさに猫の目のよう… 網膜芽細胞腫という病気だった。 少年の母親は生活に困窮していたが、鷹央は息子の病気も見つけだし、母親に病院の事務員の就職を斡旋し、生活保護を受けるよう福祉も説明。 鷹央成長したなぁ、 3、小鳥遊の外科の師匠が登場。 しかし、師匠が急死、小鳥遊自身が死亡を確認し死亡診断書を作成。遺体焼却の際、焼かれた頭蓋骨の眉間に小さい穴と金属が溶けたようなものを小鳥遊は発見する。 師匠は殺されたのか? 自分の診断が間違っていたのか? 初手から妻の行動が怪しかったが、最後あんな大どんでん返しがくるなんて…びっくりした。 鷹央は真相に行き着くが、「正解のない問題」真相の答えは小鳥遊に委ねることに。 小鳥遊は警察に通報するのか? 葛藤し自分なりの正解に近い答えを導き出す。 最後の師匠からの絵葉書、最後師匠は亡くなったのか?自殺したのか? 切ない最後であった
Posted by
Karte01. 水神の祟り 『水神の祟りが自身を殺そうとしている』と訴える精神科患者の体に起こっていたのは... Karte02. 闇に光る 『友達が化け猫と入れ替わってしまった』と主張する小学生 しかし実際に見たその友達の目は猫そのものだった Karte03. 小鳥先生の...
Karte01. 水神の祟り 『水神の祟りが自身を殺そうとしている』と訴える精神科患者の体に起こっていたのは... Karte02. 闇に光る 『友達が化け猫と入れ替わってしまった』と主張する小学生 しかし実際に見たその友達の目は猫そのものだった Karte03. 小鳥先生の外科医の恩師であり、癌患者として天医会総合病院に通っている浮雲新一。数日後、癌で亡くなったことを小鳥先生自身が確認するが、火葬後の頭蓋骨には弾丸が撃ち込まれた痕跡が残っていた...
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
天久鷹央シリーズ第18弾。水神様の祟りの正体は井戸水を摂取することによる慢性ヒ素中毒。娘に起こったのは全身性エリテマトーデス。鮮やかに解決。闇に光る目は網膜芽細胞腫。離婚して生活もままならない親子を病気を診断しただけでなく、福祉を説明し仕事を与え鷹央はずいぶん成長した。もう一編は透過した弾丸によって殺された小鳥先生の恩師の謎。事件の真相に辿り着いた鷹央は「正解のない問題」を解くのは小鳥先生自身だと告げた。統括診断部の鷹央の下で鍛えられたせいか正解に辿り着いた。恩師の意思を尊重する、が正解に近かったのだろう
Posted by
天久鷹央の事件カルテシリーズ 安定の面白さ! 本作は3編からなる短編連作ミステリー ■水神の祟り 水神様の祟りにおびえる母娘。 精神科両腕に浮き上がる手形。 娘に起きている現象は何か? 3人がそれを突き止めようとします。 これ、読んでて既視感がありました。 ドラマかアニメで...
天久鷹央の事件カルテシリーズ 安定の面白さ! 本作は3編からなる短編連作ミステリー ■水神の祟り 水神様の祟りにおびえる母娘。 精神科両腕に浮き上がる手形。 娘に起きている現象は何か? 3人がそれを突き止めようとします。 これ、読んでて既視感がありました。 ドラマかアニメで見てしまったのかもしれません。 ■闇に光る 化け猫に憑依されたといわれる少年。 その少年に何が起きていたのか? 結末はちょっと暖かい物語。 ■透過する弾丸 頭蓋骨から消えた銃弾。 銃創がなかったにもかかわらず、弾丸の形跡が火葬後の頭蓋骨から発見。 何が起きたのか? 3作の中では、これが一番好きです。 そして、真相を明らかにしたのは、小鳥遊。 鷹央は「正解のない問題」として、この謎から手を引きます。 小鳥遊が導き出したその真相と結果が切ない。 確かに、何が正解なのか.. 今回もとても楽しめました。 お勧めです。
Posted by
“怪異×医学”の面白さをそのままにしながら、 今回はとくに小鳥遊先生に強く光が当たる巻だと感じた。 天久鷹央との距離感に加えて、外科医時代の恩師の存在が重なり、 小鳥遊が抱えてきた迷いや責任感、そして成長の瞬間がやさしく浮かび上がってくる。 シリーズの中でも“師弟関係”の味わいが...
“怪異×医学”の面白さをそのままにしながら、 今回はとくに小鳥遊先生に強く光が当たる巻だと感じた。 天久鷹央との距離感に加えて、外科医時代の恩師の存在が重なり、 小鳥遊が抱えてきた迷いや責任感、そして成長の瞬間がやさしく浮かび上がってくる。 シリーズの中でも“師弟関係”の味わいが特に濃い一冊で、 事件の謎だけでなく、人とのつながりや心の揺れが読後に静かに残る。 短編集なので未読でも入りやすいけれど、 二人の関係の積み重ねを知っていると、小鳥遊の変化がより深く響くつくり。 怪異めいた現象を医学で読み解く爽快さと、 人間ドラマの温度がちょうどいいバランスで溶け合っていて、 “気軽さ”と“余韻”のどちらも味わえる巻になっている。
Posted by
