遺体鑑定医加賀谷千夏の解剖リスト 溺れる熱帯魚 角川文庫
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遺体鑑定医加賀谷千夏の解剖リスト 溺れる熱帯魚 角川文庫

小松亜由美(著者)

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遺体鑑定医加賀谷千夏の解剖リスト 溺れる熱帯魚 角川文庫

814

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2024/11/25
JAN 9784041150160

遺体鑑定医加賀谷千夏の解剖リスト

¥814

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2024/12/22

事件の真相を明らかにする為の検死ではあるけれど真相より被害者、そしてその背景に重きをおいてあるように感じた。解剖の描写は変わらず詳細。千夏の実家での事件が今後どのように関わってくるのか続きが楽しみ。

Posted by ブクログ

2024/12/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今回は司法解剖で得られたことから事件の謎を解くことよりも、司法解剖そのものの描写や被害者たちの人間ドラマの方が印象に残った。 前回はトリッキーな内容の事件があっただけに、今回は事件としてはシンプルだったなあと。 最初の話は久住くんの成長が目立った話だったし、司法解剖としては無難な内容で、事件よりも最後のオチの方が印象的だったし。 人間ドラマが描かれたゆえに、後半二つの話は個人的に非常に重かった。 一つはえげつない話だったし、もう一つはとにかく残された人たちのことを思うと本当に胸が苦しい…… 千夏さんの言葉と被害者が残してくれたものでまだ救いがあったのがよかった、本当によかった。 ただそんな千夏さんの「救い」はいつになるのか。 久住くんが彼女の表情を読めるようになってきたり、北條と千夏さんが食事に行ったりと、千夏さん自身が少し柔らかくなってきたなと感じたけれども、頑なに故郷に帰らないあの態度を見ると、まだ先は長そう。 いつかちゃんと決着すればいいなと祈るばかり。

Posted by ブクログ