商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2024/11/20 |
| JAN | 9784087447156 |
- 書籍
- 文庫
銀河ホテルの居候 光り続ける灯台のように
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銀河ホテルの居候 光り続ける灯台のように
¥792
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商品レビュー
4.2
78件のお客様レビュー
「銀河ホテルの居候」の2冊目。 ボンボンの主人公があまり好みではなく、前巻を読んでから積極的に次に進んでいなかったが、わが街の図書館でそれほど予約が入ってなかったこともあり読んでみることにした。 認知症の妻に先立たれ、亡き妻が残した謎のメッセージに導かれて家族との思い出が詰まっ...
「銀河ホテルの居候」の2冊目。 ボンボンの主人公があまり好みではなく、前巻を読んでから積極的に次に進んでいなかったが、わが街の図書館でそれほど予約が入ってなかったこともあり読んでみることにした。 認知症の妻に先立たれ、亡き妻が残した謎のメッセージに導かれて家族との思い出が詰まった銀河ホテルを訪れる老いた夫。 こんな話を出されると、どういう結末になるかはわかっていながら、いや、もう、泣けてくるねえ。 なんか仕事ばかりしてきて家庭を気にかけることがなかった40年の妻との歳月を、滝田さんと同じく悔いるばかりで、会社を辞めた後のこれからの人生を妻とどのように暮らしていくか悩ましい。 奥さんが残した仕掛けが素敵で、預けられていた手紙の内容も素敵。旦那さんが返した返事も素直で、ふたつの手紙を同じ場所に残そうとするところがまた泣かせる。 ということで、最初の話からとても感じ入ったのだが、これは私の境地と話のテーマが嵌ったからで、お話自体としてはこの作者さんならこれくらいは書くよねという感じ。 他の2編-SNSで炎上した女性、母の期待に応えるために無理をする少年-も、お話としては平板で、なんだかちょっとうまく行き過ぎかなと。 こういうホテルに泊まって何もせずにゆっくり過ごしたい、というようには思った。 しかし、「銀河ホテルの居候」とはボンボンの旬平くんのことだと思っていたのだが、手紙室の苅部氏のことだったのか。 前作のレビューで、お話の“良いアクセント”と評していた苅部氏だが、だんだんその素性が明かされてきて、どういうお話になってくのかしらんね。
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第1話 長い黄昏 Twilight 近代文学史の教授が主人公で、ところどころに本に関する愛や姿勢を感じられる描写があるのが嬉しかった。 前昨でも登場した作中作の『夜に想う』の文章が良い。 “命を精一杯感じること” 人それぞれどんなときにそれを感じるかは異なる。 私にとってのそれに...
第1話 長い黄昏 Twilight 近代文学史の教授が主人公で、ところどころに本に関する愛や姿勢を感じられる描写があるのが嬉しかった。 前昨でも登場した作中作の『夜に想う』の文章が良い。 “命を精一杯感じること” 人それぞれどんなときにそれを感じるかは異なる。 私にとってのそれに読書は必ず入るなぁと、自分にとって本を読むことの大切さを改めて感じた。 悲しみもあったけれど、長く連れ添ってきた相手だからこそ、きっとまた会えると信じられる希望を感じて、寂しさよりあたたかさが心に残るお話だった。 第2話 光り続ける灯台のように Vert Atlantide 自分が何をどうしたいのかわからない、 何を求めてどの方向に向かえばいいのかわからない、 すごく自分に似た主人公で、 だからこそ心がハッキリするまですごくイライラした。 手紙というのも一種のジャーナリングっぽいと思うけど、この話は特にそうだった。 これまでと一味違うインクで、特別感に見合わない展開だと寒々しさを感じるのではないかと、一瞬不安がよぎったのだが、 生き生きした主人公の未来が垣間見えるような、希望を感じる決意があり、ピッタリのインクだった。 最初は陰鬱とした雰囲気を纏っていた主人公が、ラストではそのインクと同様の煌めきを放っているようで、こちらまで晴れやかな気持ちをお裾分けしてもらったような気持ちになれた。 第3話 軽井沢黄金伝説 GOLD 銀河ホテルに勤めるフロント係の三枝さんが主人公。 だけど、主軸になるのは宿泊客の男の子で、その子との交流を通じて三枝さん自身の子についても描かれる。 自分にも子どもがいるので、進路のこと、将来のことについて考えさせられた。 他2編に比べると少しテーマが散漫になっているように感じられたのだけど、手紙室の謎多き人物・苅部さんについて少しずつ明かしていくのも、この物語の目的だったのだと思うと納得。 苅部さん始め、ホテルの従業員についてのお話もこの先もっと出てくるのかな。 続きが楽しみ。
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手紙室に流れる特別で優しい時間とお客さんと苅部さん達のやり取りが、思わず「実在してくれたらいいのに」と願ってしまうほど素敵。苅部さんの過去?も少しわかってきて、これから明かされていくのかな?と楽しみ。普段手紙を書く時は自分の家で書いているけれど、たまには場所を変えてみるのも気分が...
手紙室に流れる特別で優しい時間とお客さんと苅部さん達のやり取りが、思わず「実在してくれたらいいのに」と願ってしまうほど素敵。苅部さんの過去?も少しわかってきて、これから明かされていくのかな?と楽しみ。普段手紙を書く時は自分の家で書いているけれど、たまには場所を変えてみるのも気分が変わって良いかもな、と思った。
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