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光のそこで白くねむる
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光のそこで白くねむる

待川匙(著者)

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光のそこで白くねむる

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2024/11/18
JAN 9784309039381

光のそこで白くねむる

¥1,650

商品レビュー

3

32件のお客様レビュー

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2026/01/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

想定枚数157枚 主人公は地元のあなた=キィちゃんの墓参りに向かい、そこで昔のことを思い出していく。 途中から地の文で私とキッちゃんの「そうだったよね」「ちがう」という会話形式で記憶のすれ違いを見せ始め、キィちゃんの死が私によるもの、いや違う、となって結局どちらなのだろうと思ったけれど読み終えて思うのはサイコパスな私の話なのではないか?  本線と関係のない、私を「加害者加害者」と呼ぶ祖母や雷に打たれ突然消えた父や冷たい母、バイト先の店主の殺人事件?すら主人公によるそういった性格の背景のように思えた。最後キッちゃんの骨を掘って自分の加害性を確かめようとするところも。結局はどうとも読める。 光の底で白く眠る  勤めていた土産物屋が店主の犯罪で休業になり、昔死んだ同級生の墓参りに行くことにした。その前に祖母の家に寄る。幼い頃壊し癖のあった主人公のことを、祖母は加害者加害者と呼んだ。母は再婚し住所も知らない。

Posted by ブクログ

2025/12/30

私には難解でした… 前々から感じてたけど、私はやっぱり分かりやすい話が好きなんだろうなと。 主人公とキィちゃんで言ってることが違うけど、なんだかキィちゃんの方が正しい気がする 語り手がキイちゃんに切り替わる時、いきなりすぎて怖かったなぁ…

Posted by ブクログ

2025/12/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

頭の中に広がる景色は白っぽく柔らかい光に終始包まれているのに、不穏さが流れ続ける小説。 前触れなく「おれ」として語りかけてくるキイちゃんがこの作品のびっくりポイントだけど、個人的にいちばん怖かったのはバイト先の店主の無差別殺人。直前に退職金(?)渡してくるのも怖い…ネットニュースで知るのも怖い…そりゃ寝逃げするしかない。 キイちゃんと主人公の主張は段々と食い違っていくが、キイちゃん側を信じれば、主人公は幼い頃、暴力的で、それを抑えられなかった子供であったことが分かる。(いじめを受けたり家庭も良好ではなさそうだから、色んな理由はあると思う) 主人公自身のエピソードを読んでも、たぶんそっちが本当だったんじゃないかなと感じる。 そもそもキイちゃんとの会話は主人公の自己内省というか、脳内会議というか。蓋をしていた記憶を掘り返す作業なのかなあ。子供時代の後悔(キイちゃんを結果的に殺した?こと)、その矛盾を正当化したい気持ちと、事実を思い出そうとする大人の自分と、自己弁護でもなんでもなく、何が真実だったのかもう分からなくなっている現在と。カオス。 ラスト、それまで比較的穏やかな語り口(?)だった主人公が、「わたしはそれをしたい」と、衝動的だった子供時代のテンションに戻る。小説は終わるがそのあと本当に墓を掘り返しまくったんじゃないかと思わせる。不穏が爆発寸前のところでブツっと終わる。 やっぱり文学はよく分からないや。エンタメ作品最高。しかし「楽しい」の範囲を広げていきたいので、興味を持った本はこれからも読んでいきたい!

Posted by ブクログ