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悪意のきれっぱし 増補版 ちくま文庫
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悪意のきれっぱし 増補版 ちくま文庫

生島治郎(著者), 日下三蔵(編者)

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悪意のきれっぱし 増補版 ちくま文庫

1,320

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2024/11/09
JAN 9784480439932

悪意のきれっぱし 増補版

¥1,320

商品レビュー

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2025/02/08

藤子不二雄Aの作品にみられるようなSF的不可思議的ブラックユーモアの効いた短編集。解説を読むと著者自身、藤子不二雄Aの作品解説を手掛けた事があるらしい。 個人的には例えば『笑ゥせぇるすまん』などでも、お話のパターンが見えて主人公が結末で酷い目に遭うのが分かってしまうと気持ちよく読...

藤子不二雄Aの作品にみられるようなSF的不可思議的ブラックユーモアの効いた短編集。解説を読むと著者自身、藤子不二雄Aの作品解説を手掛けた事があるらしい。 個人的には例えば『笑ゥせぇるすまん』などでも、お話のパターンが見えて主人公が結末で酷い目に遭うのが分かってしまうと気持ちよく読めないのだが、本作にもやはり似た感想を持つ。あと、麻雀をはじめとして賭け事の込み入った描写が多いので、興味のない人はちょっと馴染みにくいかもしれない。

Posted by ブクログ

2025/01/09

奇妙な味の短編集が好きな私にとっては非常に楽しく読めた。完璧な計画がある人物によって崩れる「不完全犯罪」ツキを操れる力がありながら自分には使えない「他力念願」よくある遺産目当ての結婚が思わぬ不協和音を奏でる「蜘蛛の巣」が特に良かった。

Posted by ブクログ