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一億人の茶道心講 茶道観の多角性 淡交新書
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一億人の茶道心講 茶道観の多角性 淡交新書

岡本浩一(著者)

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一億人の茶道心講 茶道観の多角性 淡交新書

1,430

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 淡交社
発売年月日 2024/11/08
JAN 9784473046482

一億人の茶道心講 茶道観の多角性

¥1,430

商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2025/10/09

茶道に興味が少しでもある方は 是非読んで欲しいです 社会心理学者でもあり、茶人でもあり また将棋、音楽、深い知識からの多岐にわたる話題に どこからでも読み易いエッセイ集 岡本先生の弟子になりたい❣️

Posted by ブクログ

2025/04/15

「一億人の茶道心講 茶道観の多角性」要点まとめ 1. 道具と時間の深み 道具は時間と共に「育つ」—使用と手入れで風格が増す 茶杓は使用による摩擦で竹の油分が染み出し、色艶が深まる「座の茶杓」になる 水指も長年の使用で独自の風格を帯びる 将棋の駒など他分野でも道具と使い手の関係性が...

「一億人の茶道心講 茶道観の多角性」要点まとめ 1. 道具と時間の深み 道具は時間と共に「育つ」—使用と手入れで風格が増す 茶杓は使用による摩擦で竹の油分が染み出し、色艶が深まる「座の茶杓」になる 水指も長年の使用で独自の風格を帯びる 将棋の駒など他分野でも道具と使い手の関係性が重要 道具は単なる物ではなく、時間と人の手が加わり唯一無二の存在になる 2. 茶道と異分野の交差点 ピカソのキュビズムや将棋など、一見異形に見えるものが高度な基礎に支えられている 井戸茶碗の新仮説(祭器説)など科学的視点からの考察 ヴィンテージギターの例—経年変化による音質向上と茶道具の古さの価値の共通点 将棋界の階層や「四段の思想」と茶道の段階性の比較 制約のある状況での創造性発揮の重要性 3. 稽古と鍛錬の道 坐る力の重要性—奥伝の稽古は坐る力を養う 奥伝点前は実用性を超えた精神性を高める鍛錬 「端正を超えたところ」に生まれる感動の価値 「技批の差分能力」—上位者には見える技術差が下位者には理解しにくい 茶の湯釜の鉄味など見えない良さの重要性 「脱馴化」の価値—本番に新鮮な気持ちで臨むための工夫 4. 茶事の心遣いと美意識 道具への関心は茶碗から始まり水指、茶器、茶杓、風炉へと段階的に移る 「美人揃い」より客の好みに合わせた道具選びの重要性 茶事の案内状や礼状は手書きの私信が原則 「使い切り」の道具をあえて取り入れる意義 「薄茶が真」—質素な道具立てでも心のこもった茶事で十分 道具の「見立て」による新たな価値の創造 5. 精神性と学びの深化 茶道による人格陶冶—喜怒哀楽を中庸にする克己心の養成 「人格的教養」としての茶道の価値 「プロフェッショナル・オーディエンス」を前提とする日本の芸術文化 基礎の習得から茶道的世界観の構築へ進む学びの道筋 茶席の小さな失敗が心地よい記憶となる「不首尾からの回復」の価値 「油断らない」(怠らない)姿勢の重要性 陰徳としての水屋詰めの工夫や心入れ 茶事における点前座と水屋詰めという二つの成長ベクトル

Posted by ブクログ