商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | SBクリエイティブ |
| 発売年月日 | 2024/11/07 |
| JAN | 9784815625849 |
- 書籍
- 新書
心は存在しない
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心は存在しない
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商品レビュー
3.4
18件のお客様レビュー
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「心」の捉え方がまた一つ増えた。 自分の本質は「心」にあると思う気持ちもあった。それと同時に「心」ではなくもっと別の高い場所に「自分の本質」があるとも思う。 「心」はふんわりしていて言語化しにくいけど、 脳科学者の視点での「心」に対する見解は面白かった。 「恒常性」を保つために変化する。変化しないために変化する。 いろんな刺激を受けて、その刺激が体の反応としてでてくる。 その反応に対して自分の過去の記憶から照らし合わせた感情が出てくる。 それらをひっくるめて「心」と感じる。 しかし「記憶」自体も曖昧なもので、その時の自分が「その時そう感じた」だけであって、それが絶対的な感情ではない。 自分が感じる「感情」も、そう思い込んでるだけなのかもしれない。 「こころ」はとても曖昧なものだ。 「変化するもの」だから「本質」とはまた違うニュアンスなのはすごく理解できた。 生きるために変化する。 なんだか心が軽くなった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
心をとても厳密に解説してると思います。あってるかはわからないけど、著者の解釈に同意です。 経験してるこの世界は自分の頭の中に再現された世界であって、脳みその数だけ世界は存在する。その隔たりは果てしないけど、コミュニケーションして、橋をかけないといけない。 今までの経験をもとに作られた知恵袋記憶と言う解釈機構もいい説明だと思う。 感知した情報を知恵袋記憶で解釈して脳内で世界を再現し、その中で暮らす。 恒常的無常は難しい概念だけど、ホメオスタシスと仏教的思想がマッチしてる事はわかった。 最後の九識は遺伝的な行動の癖とか、人間全体が持ってる感じ方の癖が制約条件って事かしら?
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「全てはストレスへの適応過程である」 「現実をどう受け止めるかによって、心はいかようにでも変化し得る」 自分の心は自分のものだと思いがちだけど、意外と振り回されてるんだなと。 それを自覚し、客観的視点を持つ事が心地よく生きる事につながるんだと思った。
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