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恐怖と自由 ジュディス・シュクラーのリベラリズム論と21世紀の民主制
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恐怖と自由 ジュディス・シュクラーのリベラリズム論と21世紀の民主制

ヤン=ヴェルナー・ミュラー(著者), 古川高子(訳者)

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恐怖と自由 ジュディス・シュクラーのリベラリズム論と21世紀の民主制

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 2024/11/06
JAN 9784622097358

恐怖と自由

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2025/04/15

「恐怖と自由 ジュディス・シュクラーのリベラリズム論と21世紀の民主制」要点まとめ リベラリズムの現状と批判 現代のリベラリズムは上からも下からも圧力を受けている 「リベラル」エリートに対する批判とポピュリズムや権威主義の台頭 リベラリズムへの批判:エリート主義的傾向、脱政治化の...

「恐怖と自由 ジュディス・シュクラーのリベラリズム論と21世紀の民主制」要点まとめ リベラリズムの現状と批判 現代のリベラリズムは上からも下からも圧力を受けている 「リベラル」エリートに対する批判とポピュリズムや権威主義の台頭 リベラリズムへの批判:エリート主義的傾向、脱政治化の思考様式 「市場を通じた解放」と結びついた価値の多様性というアジェンダ 物事を脱政治化していく傾向と自己批判の不十分さ シュクラーの「恐怖のリベラリズム」 リベラリズムはレッセフェール(自由放任)の哲学ではなく、外部の恐怖のない生活の実現を目指す 亡命者としての経験が彼女のリベラリズム観に影響 全体主義への対抗として、恐怖からの解放を最重要視 残虐さをまず避けるという「消極的な」リベラリズム 抽象的理論より歴史・物語・犠牲者の視点を重視 民主制とリベラリズムの関係は必ずしも調和的でない 20世紀の教訓と冷戦後の変化 全体主義に対抗するリベラリズムという教訓 20世紀の教訓として犠牲者への関心が最優先 冷戦終結後、「犠牲者文化」が認識され、人権の名の下での判断が増加 独裁政権に対する人道的介入を支持する方向へと知識人が動く 歴史を想起することからリベラリズムは力を引き出す ネオリベラリズムとの関係 ネオリベラリズムは民主制に対して懐疑的 市場は介入と保護が必要であるという認識 労働組合や再分配に対する否定的見解 政府が「顧客」を求めて競争する「競争国家」の概念 「社会」という概念への反対と市場・伝統的要素の相互補完の重視 ポピュリズムの台頭 ナショナリズムとポピュリズムは親和性を持つが異なる現象 国民主権の無条件擁護と国際機関への抵抗 「我々人民」と「人民の敵」を区別する「文化闘争」 エリートに対する不信感と反多元主義への執着 グローバルエリートと国民国家の関係性 非リベラル民主主義の問題 民主制とリベラリズムの分離現象 オルバーン首相の「非リベラル国家」構想 選挙は行われるが法の支配や三権分立が侵害される状況 ジェンダーや移民問題におけるリベラル・非リベラル価値観の対立 形式的な民主主義が実質を伴わない危険性 現代民主主義の課題 リベラリズムが生み出せない共同体や道徳的資源への依存 リベラリズムの危機がより強力なリベラリズムによって悪化するという批判 普遍的価値と地域的文脈のバランス 民主制における対立の重要性とコンセンサス重視の問題点 具体的な恐怖の経験から出発する政治理論の必要性

Posted by ブクログ

2025/02/13

目次 出発地 ―― 自己満足と自虐の狭間から 第1章 これは一方通行路なのか? 第2章 むち打ち症をわずらう 第3章 シュクラーの地図を見る 第4章 新しいルートを検索する 到着地、ただし目的地ではない 謝辞 「恐怖のリベラリズム」 ジュディス・シュクラー 訳者あとがき ...

目次 出発地 ―― 自己満足と自虐の狭間から 第1章 これは一方通行路なのか? 第2章 むち打ち症をわずらう 第3章 シュクラーの地図を見る 第4章 新しいルートを検索する 到着地、ただし目的地ではない 謝辞 「恐怖のリベラリズム」 ジュディス・シュクラー 訳者あとがき 原注 https://www.msz.co.jp/book/detail/09735/

Posted by ブクログ