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スポーツメンタルコーチング
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スポーツメンタルコーチング
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主題: 本書は、スポーツ指導者が選手やチームのポテンシャルを最大限に引き出すための「スポーツメンタルコーチング」の実践的な手法を解説するガイドブック。指導者の一方的な「ティーチング」ではなく、選手との質の高い双方向コミュニケーション(「聞く」×「伝える」)を通じて、選手の主体性、...
主題: 本書は、スポーツ指導者が選手やチームのポテンシャルを最大限に引き出すための「スポーツメンタルコーチング」の実践的な手法を解説するガイドブック。指導者の一方的な「ティーチング」ではなく、選手との質の高い双方向コミュニケーション(「聞く」×「伝える」)を通じて、選手の主体性、内発的動機、成長を促す「コーチング」への転換を提唱する。 現状把握の重要性: 効果的な指導の第一歩として、指導者自身が「伝えられているか」「聞けているか」「自分軸は明確か」といった点を客観的に自己評価し、現在地を把握することの重要性を強調。また、指導者もチームの一員という視点から、チーム全体のコミュニケーション状況を把握する必要がある。 「聞く」ことの本質: 単に話を聞くだけでなく、選手の言葉の奥にある本当の想いや考えを引き出すための積極的な傾聴。選手が話し始めるのを待ち、遮らず最後まで聞き、共感する姿勢が重要。具体的な出来事(良かったこと/悪かったこと)について深掘りし、選手自身が考える時間を尊重する。付箋などを用いた「見える化」も有効。 「伝える」ことの技術: 指導者の経験や考えを一方的に押し付けるのではなく、まず選手の話を聞き(現状把握)、その上で選手が受け取りやすいように伝え方を工夫する。否定せず、未来志向で。選手に合わせてテンポ、具体性(話す、描く、動く)、情報量、エネルギー感を調整する。具体的な提案として「監督の考えをテーブルに載せる」方法も紹介。伝えた後の理解度確認も重要。 モチベーション向上: 選手の意欲を引き出す多様なアプローチ。過去の成功体験の想起、日々の小さな成長の実感、勇気づける言葉がけ、ワクワクする未来像の提示、選手主体の目標設定など。意欲低下の要因を探り、個別に対応する。スケーリングや付箋によるモチベーションの「見える化」も活用。 チーム作り: 選手同士が自由に意見交換できる「安心安全な場」の構築が不可欠。グラウンドルールの設定、ポジティブな振り返り(「よかったこと」探し)、選手間の定期的な対話(ルーピング)などを通じて、コミュニケーションを活性化し一体感を醸成。スタッフ間や保護者との連携、情報共有、信頼関係構築も重要。 試合へのメンタル準備: 試合で力を発揮するための事前準備(技術・戦術・身体感覚・あり方の確認)、緊張への対処、当日の観察と声かけ、試合後の振り返りの重要性を解説。 指導者の役割:コーチングへ: 指導者の役割は、答えを与える「ティーチング」から、問いかけを通じて選手自身が答えを見出すのをサポートする「コーチング」へと移行すべき。「今、何が起きている?」「どうなりたい?」「今、できることは?」という3つの問いかけを軸に、指導者は「透明な存在」として選手に寄り添う。「自分目線」「相手目線」「全体目線」という3つの視点を持つことが有効。
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