商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 芳文社 |
発売年月日 | 2024/11/07 |
JAN | 9784832259577 |
- コミック
- 芳文社
らいか・デイズ(35)
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らいか・デイズ(35)
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「らいか・デイズ」完結の35巻。21年間お疲れ様でした。 それぞれの別れと旅立ち、変わらない日常。いや、変わってはいるのだけど、変わらないものはあるのだよ、という。いちいち説明しない作者さんなので、どんな風に文脈を読みとるかが大切なんだけど、終わりと始まりが同一であるということ...
「らいか・デイズ」完結の35巻。21年間お疲れ様でした。 それぞれの別れと旅立ち、変わらない日常。いや、変わってはいるのだけど、変わらないものはあるのだよ、という。いちいち説明しない作者さんなので、どんな風に文脈を読みとるかが大切なんだけど、終わりと始まりが同一であるということだと思いました。 まあ、制服を最初に竹田に見せたいという気持ちを、ちゃんと行動に移せるようになったあたり、らいかちゃんの恋心も成長したということでしょうね。 おまけで父親の顔が描かれなかった理由を明かすのがニクイ。描いた理由も。 そこにあると、当たり前のようにあると思っていたものがなくなるのはしんどい。 36冊目はないけども、35冊分の思い出がなくなるわけではないので、振り返りたくなったら、またページをめくることができる。アルバって、こういう時のためにあるんだよなぁ、と涙しそうになりながら思います。 自分の小学生の記憶や記録なんて、振り返りたくもないのに。決して綺麗なだけの社会でなく、妬み嫉みやっかみなんかの嫌な部分もちゃんと描かれていた日常なのに、いやな思い出がないのは何故だろう。 受け止める強さ、支えてくれる優しさ、吐き出せる弱さ、いろんなものが混ざり合って、歩んでゆく力をくれる人たちがいるからでしょうか。 21年間お疲れ様でした。ありがとうございました。
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