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「幸せ」を背負って 積雪期単独北海道分水嶺縦断記
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「幸せ」を背負って 積雪期単独北海道分水嶺縦断記

野村良太(著者)

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「幸せ」を背負って 積雪期単独北海道分水嶺縦断記

1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 山と渓谷社
発売年月日 2024/10/18
JAN 9784635340496

「幸せ」を背負って 積雪期単独北海道分水嶺縦断記

¥1,760

商品レビュー

4.5

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2024/12/23

 NHKで放映された番組をみていたことがきっかけで本書を手に取った。  本書を読んでいて思い出すものがある。私が学生時代にサイクリングしていた時の旅日記だ。テント泊や野宿を重ね約2か月を旅していた頃の日記は、天気が良ければ鼻唄を口ずさみ、雨が降れば不幸を嘆き、風が強いと世界を呪...

 NHKで放映された番組をみていたことがきっかけで本書を手に取った。  本書を読んでいて思い出すものがある。私が学生時代にサイクリングしていた時の旅日記だ。テント泊や野宿を重ね約2か月を旅していた頃の日記は、天気が良ければ鼻唄を口ずさみ、雨が降れば不幸を嘆き、風が強いと世界を呪い、また、自分の将来や旅の意味について書かれている。そう、旅の記録ではなく若い青年の心情描写だ。還暦を迎えた現在のサイクリング旅日記は気分の抑揚が感じられず、日誌のようでつまらない。  本書は北海道の宗谷岬から襟裳岬まで分水嶺を単独でたどった冒険の記録だが、まだ若い著者の想いが詰まった青春記でもある。将来を切り開こうとする青年の青春記が面白くないわけがない。ちいさな足元の出来事に幸せを感じ、悪い状況に気落ちする様は『ヨシタケシンスケ』さんの絵本を読んでいるようで、微笑ましくもある。  とんでもない冒険行の記録だが、著者自身に興味の対象が向くエッセイのような読後感の残る面白い本だった。

Posted by ブクログ

2024/10/30

山行の凄さとか、筆致のみずみずしさとかではなく、生々しい日記に記された苦しさや葛藤、そして幸せの表現が生き生きしすぎていて、心に刺さる。 エピローグは幸福と感謝に満ちあふれていて、涙腺が緩むのを押さえられなかった。

Posted by ブクログ

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