商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 国書刊行会 |
| 発売年月日 | 2024/10/18 |
| JAN | 9784336076755 |
- 書籍
- 書籍
狂人たちの世界一周
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
狂人たちの世界一周
¥3,080
在庫あり
商品レビュー
4
9件のお客様レビュー
1960年代に英国の新聞社主催で行われた、単独無寄港世界一周ヨットレース。 当時、月に向かい、北極に向かい、世界が新たなフロンティアに挑む風潮もあってか、全く人命とか安全とか考慮なしに、欲と栄光と金と話題が渦巻く。 9人参加して、走り切ったのは一人という過酷な勝負。 9人の...
1960年代に英国の新聞社主催で行われた、単独無寄港世界一周ヨットレース。 当時、月に向かい、北極に向かい、世界が新たなフロンティアに挑む風潮もあってか、全く人命とか安全とか考慮なしに、欲と栄光と金と話題が渦巻く。 9人参加して、走り切ったのは一人という過酷な勝負。 9人の参加動機も海の男としての技量もまちまちで、主催者も一切考慮していない。同時スタートでもなく、準備期間もない。新聞広告出して、この条件で回ったら、賞金あげるよん、という、賞金稼ぎを煽るような構想。 当然、棄権は続出する。自然余りに過酷で、読んでるだけで恐怖する。無理。 それでも海難で亡くなった人がいないのがすごい。 自ら命を絶った人はいる。それも、意外な展開で。 本としても極めて面白いのだけど、登場人物が多い上にヨット専門用語がバシバシ出てくるし、地理上の場所がよくイメージ出来ないし、南半球の話なんで、南北のイメージがまた混乱する。 用語集と地図も掲載されてはいるのだが、それでも足りない。この手の本は、その解説の挿入が難しいと思う。 最後に、各参加者の足取りを、1からもう一度まとめてくれれば読みやすかった気がする。
Posted by 
ヨットでの単独無寄港世界一周レースといえば、現代ではヴァンデグローブというレースがあります。海のF1みたいな超ハイテクのヨットによるレースですが、本書が取り上げるゴールデングローブレースは、GPSもない1960年代後半に実施されました。参加したのは9名。様々な背景を持った参加者が...
ヨットでの単独無寄港世界一周レースといえば、現代ではヴァンデグローブというレースがあります。海のF1みたいな超ハイテクのヨットによるレースですが、本書が取り上げるゴールデングローブレースは、GPSもない1960年代後半に実施されました。参加したのは9名。様々な背景を持った参加者が集ったのですが、中にはまともに外洋でセイリングをした経験が無い人も含まれていました。 イギリスをスタートし、大西洋を南下、赤道を越えて南氷洋付近を西から東へと進み、アフリカ喜望峰を通過してインド洋、太平洋へと進み、南アメリカのホーン岬を通過して再び大西洋に入り、北上してスタート地点に戻るというコースをたどります。 南緯40度~南緯50度付近は"吠える40度"と呼ばれ、強い西風が吹いてヨットにとっては好都合とも言えるのですが、一旦海が嵐で荒れると、とんでもない時化となります。これを経験した数人の参加者は早々にリタイアを選択。最終的にモワテシエ(フランス)、ジョンストン(イギリス)、クロウハースト(イギリス)、テトリー(イギリス)の4名が残りました。 このうちクロウハーストは実際には大西洋をウロウロしているだけだったのに、現在地を偽装していました。GPSが無い時代、ヨットの現在位置に関する情報は参加者自身からの無線報告に頼るしかなかったのです。嘘を重ねた彼は次第に追い詰められ、謎の死を遂げます。彼のヨットは無人のままに発見されました。キャビン内部はそれなりに整頓され、荒天時に誤って海に転落したのではない様子が、さらに謎を深めます。 モワテシエはゴール直前、たどったコースを今度は逆方向へ航海する旨、連絡してレースから脱退しました。レースに優勝することで得られる名誉や賞金などの世俗から、自分の魂を救いたいという悟りに近い境地に達していたようなのです。 テトリーはゴール直前にヨットが沈没し、救出されますが、レースを完走できなかったことにとらわれ続けた結果、後に自殺してしまいました。 結局ゴールしたのはジョンストン一人だけ。参加者の多くが”一年間太陽を浴びてのんびりし、その後帰国して世界一周をしてきたと言ってみる(本書抜粋)”ことの誘惑にかられる様子はGPSが無い時代だからこそ心に浮かぶ誘惑かもしれません。現代ならスポンサーとか種々のしがらみがある中でそう簡単にリタイアを決断できないだろうと思えますが、嵐に遭遇してあっさりリタイアする様子などからも、ビジネスやお金がそれほど絡んでいない時代の人間臭いドラマが感じられます。”単独無寄港で外洋をヨットで航海する”という非日常を疑似体験できるノンフィクションです。
Posted by 
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
50年前に無寄港世界一周してたという衝撃 参加者それぞれのドラマが面白い モワティシエのゴール素通りでもう一周は最高 帯に書かれた自殺者が誰なのか気になってミステリーっぽくも読めた
Posted by 
