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生き続ける聖典クルアーン 人類学者が見た実態イスラームと神秘力のメディア
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生き続ける聖典クルアーン 人類学者が見た実態イスラームと神秘力のメディア

小杉麻李亜(著者)

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生き続ける聖典クルアーン 人類学者が見た実態イスラームと神秘力のメディア

6,600

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ナカニシヤ出版
発売年月日 2024/10/18
JAN 9784779517761

生き続ける聖典クルアーン

¥6,600

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2024/12/28

 巻末に記した一文で著者がイスラーム原理主義者をイスラーム教徒と同一視されたりクルアーンをテロの聖典視されたりする事を忌み嫌っているのが分かる。それで?参考文献目録には飯山陽はもちろん、中田考をはじめとして作品社あたりで著書を出しているような面々が出ていない。  他の本から転載さ...

 巻末に記した一文で著者がイスラーム原理主義者をイスラーム教徒と同一視されたりクルアーンをテロの聖典視されたりする事を忌み嫌っているのが分かる。それで?参考文献目録には飯山陽はもちろん、中田考をはじめとして作品社あたりで著書を出しているような面々が出ていない。  他の本から転載された章があるがクルアーンとはアッラーの啓示であってもムスハフとして印刷されたものはイスラーム教徒が読誦する為のテキストという扱いだ。さてウスマーン版以外のテキストが存在しないのはウスマーン版の成立で完璧に廃棄された結果なのか、シーア派が主張するようにアリーを後継者とした啓示を改竄したのがウスマーン版なのか、それともアラビア語で書物を記すのはクルアーンが初という戸田聡の「古代キリスト教研究論集」の指摘が正しいのか。もしウスマーン版のテキストの下に「廃棄されたテキスト」を記した古い写本がどこかで見つかったら、どうなるのだろうか。  この本の視点は原則的にスンナ派のものでシーア派の視点はほとんどない。シーア派の視点も取り入れて紹介した方がいいと思う。  この本ではファード版以前にイスラーム教徒が受け入れた印刷されたムスハフはないとの事だが、それ以前にロシアで印刷されたムスハフがあるそうだ。サウジアラビアがオイルマネーでマディーナにクルアーン印刷所を作り出してワクフ財産として無料で配布するがアラビア語が読めない信者など向けに日本語を含めて色々な言葉に「意味の翻訳」を対照にした版も作成している。ギデオン協会のように献金してくれる信者の減少で少なくなる予算を元にして苦労して新約聖書を頒布するのとは訳が違うようだ。エホバの証人が頒布している出版物にしても似たような事情で?装幀がハードカバーからソフトカバーに代わって以前は忌み嫌っていたはずのインターネット上でダウンロード出来るソフトやアプリで読んでもらうようになったのだろうか?  イスラエルで入手出来るクルアーンはどういうものなのだろうか?エジプトやヨルダンのようにイスラエルと国交がある国々や非イスラーム圏経由で輸入されるのか、それともイスラエルには政府公認のシャリーア裁判所があるというので国内で刊行されているのだろうか?それが知りたい。

Posted by ブクログ

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