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みんなを嫌いマン
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みんなを嫌いマン

献鹿狸太朗(著者)

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みんなを嫌いマン

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2024/10/17
JAN 9784065371756

みんなを嫌いマン

¥1,815

商品レビュー

3.4

28件のお客様レビュー

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2026/08/12

何が書きたいのかわからない。本作にしかないものが見えてこない。おそらくヒーローの苦悩を書きたいのだと思うが、ヒーローなんて悩んで苦しむのが仕事みたいな連中であって、この主人公だけが特別なわけではない。本作で書かれているような悩みや苦しみは先人たちが嫌というほど書いているし、近々で...

何が書きたいのかわからない。本作にしかないものが見えてこない。おそらくヒーローの苦悩を書きたいのだと思うが、ヒーローなんて悩んで苦しむのが仕事みたいな連中であって、この主人公だけが特別なわけではない。本作で書かれているような悩みや苦しみは先人たちが嫌というほど書いているし、近々でいえば例えばアマプラの「ザ・ボーイズ」なんかもヒーローたちの苦しみや悩みや人間臭さを描きながら、グロテスクな戦いや現代的要素を入れつつ、さらに「ヒーローが悪者」という目新しさまで交えてエンタメに昇華させている。この作品のオリジナリティは何か、目新しさは何か。 じゃあ主人公の悩みの内容自体が目新しいのかというと、正直彼が何に悩んでいるのかよくわからなかった。助けた相手に暴言を吐かれたり邪魔されたり、そして助けられなかったりとか、まあいわゆるヒーローっぽい悩みであると同時に、おそらく主人公自身も自分が何に悩んでいるのかよくわからなくて、ヒーローに向いてない男がヒーローになってしまったということなんだと思うが…、うーん、だからなんだというんだ。ヒーローものでヒーローに向いているやつなんか一人もいない。 一番の問題点は、この話は何も起こっていないということだ。確かにこの主人公は悩んでいる。苦しんでいる。助けようとした人が助けられなかったことはすごくショックなことだ。それを作者が頑張って細かく描写しているのはわかる。 しかしそれは大きな目線でみれば「安定した不幸」の延長でしかない。彼の根っこを揺るがすような事件ではない。葛藤がない。ヒーローを辞めざるを得ないような具体的な事件があって初めてドラマが動き出すのだ。 例えば心の拠り所としていた唯一の存在が、敵の仲間だったとか。 そうこの話はようやくドラマが動き出す、面白くなるぞというところで終わっているのだ。思えば前作(悪いやつが悪いみたいなやつ)もそんなような終わり方だったように思う。この作者がネタバラシないしどんでん返しだと思っているものは、本来一幕に持ってこないとドラマとしてエンタメとして成立しない。 これは完全にわたしの妄想だが、おそらくこの作者はラストから逆算して、お話を組み立てている。それは作者が悩む回数が少なくて済む省エネ小説だ。もちろんそれで面白いものを作れるなら良いが、わたしの経験上その作り方では読者に作者の怠慢を見透かされる。まずは自分の持っている面白いものを全て出し切って完全に空っぽになった状態から「承」を組み立てないと、読者の予想を上回るものは作れない。 まあでも正直ここまで書いておいてなんだが、これはエンタメではない。おそらく純文。もしくは意味ありげな文字の羅列だ。だからドラマ的な読み解き方は前提として間違っていると思うが…、純文を語ることほど不毛なことはないからな…。

Posted by ブクログ

2026/07/12

現時点(2026/7)で刊行されてる献鹿先生作品の中で一番好き。全部好きだけど読み返す回数はダントツ。

Posted by ブクログ

2026/05/10

面白すぎる。グロもちょこっとありつつおもしろい、のに展開は結構しんどかった。いやなことありすぎて人間嫌いになった時にまた読みたい。

Posted by ブクログ

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