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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 青春出版社 |
発売年月日 | 2024/10/03 |
JAN | 9784413047050 |
- 書籍
- 新書
フィンランドの高校生が学んでいる 人生を変える教養
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フィンランドの高校生が学んでいる 人生を変える教養
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商品レビュー
2.9
10件のお客様レビュー
フィンランドでの「人生観の知識」の内容を知ることができるのは本書の良い点だと思う。「人生観の知識」から学ぶことは非常に多く、大変勉強になった。 「人生観の知識」は、「個人主義」的である一方、個人は常に社会の中の個人であり、人々が良い人生を歩める制度を提供するのが国家の責任、という...
フィンランドでの「人生観の知識」の内容を知ることができるのは本書の良い点だと思う。「人生観の知識」から学ぶことは非常に多く、大変勉強になった。 「人生観の知識」は、「個人主義」的である一方、個人は常に社会の中の個人であり、人々が良い人生を歩める制度を提供するのが国家の責任、という考えは、自助・共助を拠り所とする日本とは全く異なる考えだった。 一方で、筆者の日本教育批判に対しては、主語が大きかったり情報が古いようなところもあり、やや疑問を感じるところもあった。 フィンランドの「人生観の知識」を得た上で日本の教育をどう考えるか、もしくは日本の公的教育には限界があることを認めた上で、子供たちにどのように生き方や社会を学んでもらうか、は親になる身として確りと考えていくべきだと思った。
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読んだ時に身につけたいな、と思ったこと。はっとしたこと。 ●なぜそう考えるか→情報源の批判的なチェック 自分に適するように選べる積み木のようなもの ●良い対話→相手の主張を聞くこと、相手を尊重した会話、しっかりした論拠。反論、論拠を明確にして、良い主張を行う。 ・意見を温和に、...
読んだ時に身につけたいな、と思ったこと。はっとしたこと。 ●なぜそう考えるか→情報源の批判的なチェック 自分に適するように選べる積み木のようなもの ●良い対話→相手の主張を聞くこと、相手を尊重した会話、しっかりした論拠。反論、論拠を明確にして、良い主張を行う。 ・意見を温和に、相手を尊重しながら対話するのが理想 ・相手を尊重する。ボディーランゲージにも留意して話す。 ・人やグループではなく事柄、誤った行動を批判・評価する ・自分と反対の意見も聞き、理解に努める ・誰も孤立させない、違う意見であっても全員が参加する ・違う意見を言う勇気を持つ ・ユーモアを装った嫌がらせや差別をしない ●良い人間関係は自分自身であること、また自分の価値観に従って生きることを可能にする。それには相手を尊重し、気遣うことが必要だ。 ●内面的なインテグリティを持ち成熟した人は、自分自身の行動に責任を持ち、困難な時に他人の背後に隠れない。道徳的な背骨というのはそうしたことを指す ●周りの価値観や同調圧力に屈することなく、自分の道徳に基づいて行動すること ●セレンディピティは、偶然の幸運を表す概念 幸福のスキル:エウダイモニア幸運、花咲くこと、うまくいくことなどを意味する。一瞬の快感やポジティブな感情ではなく、活動的な人として理性に導かれた人生、また道徳的に価値のある良い人生 ・ウェルビーイングとも近い言葉 ●人権なくして、良い人生は築けない ●個人が自分で選んだ人生を生きる可能性を保障するべき
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フィンランドの、北欧の、ヨーロッパの人権意識が進んでいる、それが教育にも浸透している、 そう感じさせる本。 そして同時に、日本が明治維新の思想がそのままいまだに残っていることも感じざるを得ないない。 すべてヨーロッパが進んでいる、というつもりはない。 そもそもヨーロッパだって、...
フィンランドの、北欧の、ヨーロッパの人権意識が進んでいる、それが教育にも浸透している、 そう感じさせる本。 そして同時に、日本が明治維新の思想がそのままいまだに残っていることも感じざるを得ないない。 すべてヨーロッパが進んでいる、というつもりはない。 そもそもヨーロッパだって、闘いに敗れた国の人たちを奴隷にしたり、 植民地を作って搾取したり、と、人権に反する行為をし続け、先に成長=先進国になった、 という過去がある。 暗い過去だ。 ただ、彼らはその反省に立ち、そこを乗り越え、現在の人権意識を持ち、それを制度化、仕組化している。 日本にはそれがない。 江戸幕府を否定はするが、そこまで。 強引に立てた天皇制の元軍事国家を築き、その体制は敗戦後も変わっていない。 変えたのは上に立つものを天皇からアメリカにしたことだけ。 個人としての天皇には何の尊重もしないくせに、「天皇」という制度だけを錦の御旗のように掲げる。 明治がそのまま残っている。 その最たるものが人質司法。そして選択的夫婦別姓制度反対。 被疑者、マイノリティの人権など一切認めない。 そしてなぜか自分たちは安全な場所にいると思っている。特権。 それも昨今は偏差値エリート、世襲をして特権と思っている。 あ、あとは大企業でヒラメ、きょろめのようにして社内出世戦争の勝利だけを 考えたもの、か。 そのなれの果ては日産。 大企業の経営者はこの5年で3割年収が増え、従業員は数%という統計がある。 リストラをし、内部留保すれば経営者は成果報酬で給料が上がる。 駄目だこんな大企業は。 今の文科省の教育は明治軍事国家日本がそのまま生きている。 そんな教育ではだめなのだ。 個人の人権に焦点を当てて、変わらなくては。変革しなくては。 フィンランドの高校生が学んでいる人生を変える教養 Amazon(アマゾン) 別のショップのリンクを追加・編集 第1章 フィンランドの子どもたちは「いかに学ぶか」を学ぶ (フィンランドの教育を支える3つの原則; きめ細やかな教育ができる理由;校則はなく、服装も自由 ほか) 第2章 視点と行動を変える「人生観の知識」という科目 (高校の授業見学―対話を繰り返し、思考を深めていく; ようこそ、人生観の知識へ!―あなただけの「人生観」をつくるために; 私とアイデンティティ―全ては「自分」を考えることから ほか) 第3章 「きまり」を教える日本、「本質」を教えるフィンランド (日本の道徳;ポジティブな感情ばかり重視する教育; 宗教的なものが紛れ込んでいないか ほか)
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