れいぞうこのかみさま れいぞうこのあるあるえほん

うえだしげこ(著者)

• 販売会社／発売会社: 教育画劇
• 発売年月日: 2024/10/02
• JAN: 9784774623306

商品レビュー

2024/11/03

『冷蔵庫の神さま』ってどんな感じなんだろう??と気になっていたら、まさかの!?
“かみさま”と名付けられた者の宿命とはいえ、ふわふわオムレツになりたい！半熟の目玉焼きになりたい！たまごサンドになりたい！…卵たちからそれぞれなりたい料理の夢を必死にお願いされる姿に神さまの困惑っぷりが伝わってくるようw
神さまの力というより、信じる者は救われるといったところかな。強く願うパワーも大事だし、夢を叶える努力も大事。
9歳息子はプリンアラモードにほくほく笑顔。彼の願いも叶ったらしいw

2024/10/23

このテイストの本に見覚えあるぞ、とまず思ってたら「れいぞうこのあるあるシリーズ」といつのまにかシリーズ化してました。「れいぞうこのおくのおく」の続編（？）。絵本だし前作読んでなくても大丈夫なやつです。絵が可愛いんです。

今度のお話は、王様のたまごがまず登場。王様のたまごという風情のやつってたまごに限らずですが、たまぁに確かに冷蔵庫にやってくることありますね。
冷蔵庫に収められた仲間たち（食材…）がれいぞうこのかみさまになりたい料理になれるよう願い事をします。
そのかみさまとは一体？というのも読みどころ（？）で「あなたなのかーい、かみさま！」とちょっと意表を突かれる思い。でも絵が上手いのか素材の力（？）なのか神様感にすごく納得。

王様のたまごはプリンになれるのか？みんなの思いは叶うのか？
手に汗は握らないけど読後ほんわかします。たまごの濃い冷えたプリンが食べたくなりました。
これからも冷蔵庫で目立たない他の仲間（食材…）たちにもスポットを当ててぜひあるあるシリーズを続けていただきたい。

追記
このシリーズ、すでに結構出てました。
「すみっこのかくれんぼ」も大好きです。なんと冷蔵庫のとなりまでシリーズの仲間に。うえださん、さすがです。
読んでないのも手に取りいつかコンプリートしたい。そして自分はもう大人なので、忘れた食材がないかワタシのれいぞうこを振り返りたい（笑）