商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 白水社 |
| 発売年月日 | 2024/09/28 |
| JAN | 9784560090947 |
- 書籍
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傷ついた世界の歩き方
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傷ついた世界の歩き方
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商品レビュー
3.4
10件のお客様レビュー
ニュースでは、「イランの最高指導者である宗教指導者の〇〇氏は〜」とよく聞くが、宗教指導者が政治のトップにいるというのは、つまり、宗教の名の下で様々なことが体制側に都合よく解釈され、勝手に罰則が設けられ、体制を批判するものには人権はない、という世界のようだ。中東のテロ事件でよく聞く...
ニュースでは、「イランの最高指導者である宗教指導者の〇〇氏は〜」とよく聞くが、宗教指導者が政治のトップにいるというのは、つまり、宗教の名の下で様々なことが体制側に都合よく解釈され、勝手に罰則が設けられ、体制を批判するものには人権はない、という世界のようだ。中東のテロ事件でよく聞くイスラム教原理主義の人たちは、暴力的で女性を虐げる、という印象を持っていたが、国民への締め付けがほんの少しだけゆるいだけで、まあ、似たようなことが起きているようだと感じた。 イランのことをあまり知らずにいたので、こんなふうに抑圧されている国だったのか、と驚いた。 よく考えたら、イランだけでなく、世界のあっちでもこっちでも、同じようなことが起きている。もしかしたらアメリカも同じようになってきている?日本はどうなる?せめて自分の周りだけでも、いい感じにしていきたいですね。
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まず、イランの情勢に対してあまりに無知なため、読み進めるのが大変だった。フランス(ヨーロッパ)からの視点が体感として理解できなかったので、感情的に共感できる部分が少なかった。(後書きが丁寧に書かれており、これでだいぶ補足できた。) しかし、この本が提起する問題は普遍的なもので、一...
まず、イランの情勢に対してあまりに無知なため、読み進めるのが大変だった。フランス(ヨーロッパ)からの視点が体感として理解できなかったので、感情的に共感できる部分が少なかった。(後書きが丁寧に書かれており、これでだいぶ補足できた。) しかし、この本が提起する問題は普遍的なもので、一皮剥けば世界はこのようになりうるという恐怖と、いかに自分が世界に対して鈍感なのかを思った。 この本がフランスではベストセラーとのこと。島国で安穏としていると足元がぐらぐらしていることに気がつかないのかも。
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残酷なイスラム共和国の在り様や人々が、フランス人の素朴な上から目線で詩的に素敵に語られる。訳者の解説がよく配慮されており、この解説のお陰で本としてのバランスが回復されている。 男女とか◯◯人といった括りで語れるほど世の中単純ではないね。ダゲスタンやアフガニスタンの人にとってイラン...
残酷なイスラム共和国の在り様や人々が、フランス人の素朴な上から目線で詩的に素敵に語られる。訳者の解説がよく配慮されており、この解説のお陰で本としてのバランスが回復されている。 男女とか◯◯人といった括りで語れるほど世の中単純ではないね。ダゲスタンやアフガニスタンの人にとってイランが逃げ込める先でもあるように
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