商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2024/10/09 |
JAN | 9784591183410 |
- 書籍
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小鳥とリムジン
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小鳥とリムジン
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商品レビュー
3.5
102件のお客様レビュー
ここ最近読んだ中で1番面白いと思った作品。 性描写が多くて辟易するというコメントもありますが、私は性によって傷つくリスクもあると同時に幸福をもたらす面もあるという二面性を描きたかったのではないかと思いました。 むしろ若い人にこそ、知識として読んでほしいと思います。 たしかに...
ここ最近読んだ中で1番面白いと思った作品。 性描写が多くて辟易するというコメントもありますが、私は性によって傷つくリスクもあると同時に幸福をもたらす面もあるという二面性を描きたかったのではないかと思いました。 むしろ若い人にこそ、知識として読んでほしいと思います。 たしかに食堂カタツムリのようなほっこりした話が読みたい人には前半部分の方が近いものがあると思いますが… お弁当屋さんのお弁当の描写は本当に美味しそうで、食事って大事だなあと実感。 自分を社会不適合者だと思っていた小鳥が、当然現れた父親の介護やお弁当屋さんとの出会いを通じて生きがいを見出せるようになり、ジンとしました。 小鳥の物語でありながら、物語の節々に小川さんが日々の生活から得た実感のようなものが感じられて、それが読んでいてとても心地良く、この本を生み出してくれて本当にありがとうという気持ちで読んでました。
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死に至る進行性の病気を患うコジマさんは、父親不詳の小鳥の母と一時期関係があり、今は妻と死別、妻の連れ子とも疎遠で小鳥に介護を依頼した。小鳥も母親とはいられず高卒で一人社会にでるのも厳しく、その誘いに乗り、まだ少し動けたコジマさんに介護や家事スキルをつけさせてもらったのかもしれない...
死に至る進行性の病気を患うコジマさんは、父親不詳の小鳥の母と一時期関係があり、今は妻と死別、妻の連れ子とも疎遠で小鳥に介護を依頼した。小鳥も母親とはいられず高卒で一人社会にでるのも厳しく、その誘いに乗り、まだ少し動けたコジマさんに介護や家事スキルをつけさせてもらったのかもしれない。コジマさんは、亡くなった。物語は母親と過ごしながら小鳥が受けていたネグレクトのこと、親友になった美船からの様々な影響、母親からようやく離れた後の世間、介護の11年そして、コジマさんと自宅の間にあるリムジン弁当との出会いで構成されている。まー、小鳥の人生がこれでもかっていうくらい困難です。でも、なぜか小鳥の苦難時代の方が面白くて、理夢人との生活にシフトすると、さほど楽しくなくなったのはなぜだろう。イチャイチャ話は好きなのになぁ。理夢人が若いのに修行僧のように人間できすぎていて共感薄めになっちゃうから?山伏って…。そんなのあるんだ。 この本は「食堂かたつむり」「ライオンのおやつ」と三部作と言われていますが、単独で読んで大丈夫です。食べ物の描写が秀逸なのは変わらず。ただ、最近読んだ「人間みたいに生きている」で食べるのを嫌悪する主人公が、どの小説でも美味しそうに食べる描写多くて嫌になるみたいなこと言っていたのを凄く思い出しました。私にとってその文は、本に重さがあると困るって言われて初めて気づいたハンチバックみたいな衝撃でしたね。 とにかく性の描写はこれでもかっていうくらい出てくるので、中学校以上。高校生の娘でも、読後感重くてげんなりしていました。
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タイトルと表紙絵と内容のギャップ! (爽やかなイメージで読み始めたんで) ちょい強引過ぎな展開かな?と思ったが…………… サーファーと納豆アレルギーの因果関係には ビックリしました。
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