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障害から考える人間の問い
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障害から考える人間の問い

ダン・グッドリー(著者), 石島健太郎(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 現代書館
発売年月日 2024/09/25
JAN 9784768436042

障害から考える人間の問い

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2025/12/19

往々にして「健常者」の方が、実はおかしいのではないか?というところから本著は始まる。 私たちは普段、「障害者は『何か(視力や歩行能力など)』が欠けている人」だと思っています。そして、「その欠けている部分を治したり、補ったりして、健常者に近づけるのが良いことだ」と考えがちです。 し...

往々にして「健常者」の方が、実はおかしいのではないか?というところから本著は始まる。 私たちは普段、「障害者は『何か(視力や歩行能力など)』が欠けている人」だと思っています。そして、「その欠けている部分を治したり、補ったりして、健常者に近づけるのが良いことだ」と考えがちです。 しかし、この本は逆の発想をします。 「『一人で生きられなきゃダメだ』『常に成長しなきゃダメだ』と必死になっている健常者社会の方が、実はおかしくないか?」と問いかける。 さて、今の社会:は「速いこと」「稼ぐこと」「自立していること」が正義だ。その正義のせいで、みんな疲れ果てている。障害のある人は、その「無理ゲー(無理なゲーム)」のルールがおかしいことを体現してくれている存在である。 「自立」なんて嘘である現代社会では「他人に迷惑をかけない」「自立する」ことが立派な大人だとされます。 でもグッドリーは言います。「そもそも、誰にも頼らず生きている人間なんて一人もいない」と。 赤ちゃんや高齢者はもちろん、働き盛りの大人だって、誰かが作った服を着て、誰かが作った電気を使い、病気になれば医者に頼るだろう。 人間は本来、「互いに依存し合う(持ちつ持たれつ)」のが当たり前の生き物だ。 それなのに、障害者が介護を受けることだけを「依存」と呼んでネガティブに扱うのはズルいし、間違っていると指摘する。 タイトルにある「人間の問い」とは、「人間=能力」になっているのでは? という問いになっている。 「足が速い」「計算ができる」「空気が読める」私たちはそんな「能力」がある人=価値がある人、と思い込まされている。 本著においては、「能力があろうがなかろうが、ただそこにいるだけで人間としてOK」という当たり前の感覚を取り戻そうする。 障害(Disability)は、「能力がない(Dis)」状態ではなく、「能力という物差しで人を測るのをやめさせる力」として描き、障害とは何か、普通とは何かを読者と社会へ問い思索するための良書であると言えるだろう。

Posted by ブクログ

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